「Climbers」講演:朝の習慣が成功を呼ぶ

各界で活躍するトップランナーたちが自身の経験や哲学を共有する「Climbers(クライマーズ)」の第9回が、2026年6月8日と9日の2日間にわたり盛大に開催され、多くのビジネスパーソンに深い感銘を与えました。この度、起業家でありHolland Village Members’ Clubの主宰者である河村真木子氏と、元ゴールドマン・サックスの投資会社責任者でラジオパーソナリティとしても活躍する田中渓氏による特別講演の一部を抜粋してお届けします。
田中氏は大学院修了後の2007年にゴールドマン・サックス証券に入社し、現在は投資家およびラジオパーソナリティとして活動しています。河村氏とはゴールドマン・サックス時代の先輩後輩であり、仕事とプライベートの両面で親交を深めています。両氏に共通する成功の鍵は、「朝の時間の使い方」にあると語ります。
河村氏は、年間を通して毎日午前4時に起床することを実践しています。起床後、ブルームバーグ、ロイター、ウォール・ストリート・ジャーナル、日本経済新聞などを約2時間かけてチェックし、最新の情報収集を行います。その後、集めた情報をテキスト形式にまとめ、午前6時から7時の間に自身が運営するオンラインサロン「Holland Village Private Salon」の会員に配信しています。河村氏自身も早起きですが、田中氏はさらに早い時間から活動していると述べています。
田中氏は毎朝3時45分に目覚め、河村氏よりもさらに早い時間から一日をスタートさせます。彼のモーニングルーティンは、2〜3時間をかけてランニング、サイクリング、水泳、ダンスといった4種類の運動を行うことです。体を動かすことで思考が活性化され、クリアになった頭で最新のニュースや情報を吸収していきます。こうして蓄積された情報は、その日の業務におけるアウトプットへと繋がっていくと言います。河村氏は、ゴールドマン・サックス出身者に早起きが多いことに触れ、モーニングルーティンを確立している人は、仕事だけでなく人生全般においても主導権を握るのが得意だという印象を持っていると語りました。
田中氏も河村氏の意見に同意し、午前9時に出社してからその日の計画を立てる人と、午前9時までに情報収集を終え、すぐにアウトプットに取り掛かれる人とでは、大きな差が生まれるのは当然だと説明しました。両氏がゴールドマン・サックスという競争の激しい環境で勝ち抜くためには、早朝からの活動が不可欠であったと強調しました。