『おとなの週末』が選ぶ、未来へ繋ぐ至極の一品:「サンルーカル・バー」のギムレット

創刊25周年を迎えたグルメ雑誌『おとなの週末』が、読者と25年間に生まれた名店への感謝を込めて、「未来に遺したいひと皿」を厳選しました。編集部の和賀かな氏が選んだのは、完璧なミキシングが生み出す至高の「ギムレット」や、魅惑的なフレンチつまみなど、心揺さぶる逸品の数々です。
グルメ雑誌編集が「未来に遺したい」と称賛する、神楽坂のバーテンダーが織りなす至極のギムレット
グルメ雑誌『おとなの週末』が創刊25周年を記念し、編集部の和賀かな氏が「未来に遺したいひと皿」を選定しました。彼女が特に感銘を受けたのは、神楽坂に佇む「サンルーカル・バー」の店主、新橋 清氏が作り上げる「ギムレット」です。
新橋氏のギムレット(1700円)は、ドライジン、ライムジュース、シロップを黄金比で組み合わせ、徹底的なシェイクによって生み出されます。この技法により、驚くほどまろやかな口当たりでありながら、キレのある爽快な液体へと昇華されているのが特徴です。新橋氏自身は「ギムレットはテクニカルな表現が凝縮された一杯であり、何よりも液体としての表現を目指す」と語ります。その言葉通り、完成されたギムレットは、ベースとなるジンの個性を感じさせないほどの一体感と爽やかさを持ち合わせています。このカクテルは、単なる飲み物ではなく、作り手である新橋氏の人間性が映し出された「人の味」として、これからも長く愛され続けることでしょう。
また、和賀氏が挙げたその他の「未来に遺したい一品」としては、白金高輪の「ROZZO SICILIA(ロッツォ シチリア)」の「カポナータ」があります。開店当初から「永世定番」として提供されているこの料理は、ねっとりとギリギリまで焦がしたナスのビタースイートな風味が絶妙で、忘れられない味わいです。さらに、「SAjiYA」の「豚スネと豚足」は、とろとろに煮込まれた豚スネと豚足を春巻き状に揚げた、艶めかしいフレンチつまみ。グリルピーマンが加わることで、まるで映画『髪結の亭主』を思わせるような蠱惑的な一品として、食通たちを魅了しています。
「サンルーカル・バー」は東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place102に位置し、電話番号は03-6228-1232です。営業時間は14時から23時(最終入店22時、ラストオーダー22時30分)で、月曜日が定休日です。地下鉄東西線神楽坂駅1a出口から徒歩すぐの好立地にあります。
今回の『おとなの週末』の特集は、単に美味しい料理や飲み物を紹介するだけでなく、それらに込められた作り手の情熱や技術、そして歴史をも感じさせるものでした。特に「サンルーカル・バー」のギムレットは、カクテルの奥深さと、バーテンダーの個性が融合した芸術作品と言えるでしょう。このような名店の存在が、私たちの日々に豊かな彩りを与えてくれることに改めて感謝するとともに、未来へ向けてこれらの素晴らしい「味」が受け継がれていくことの重要性を感じます。