ぐるめぶんか

ほっともっと、夏にぴったりの「牛スンドゥブ弁当」を新発売

プレナスが展開する持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」は、来る7月15日より、夏の味覚を刺激する「真夏の旨辛フェア」を始動し、新メニュー「牛スンドゥブ弁当」を発売します。この弁当は、深いコクと辛味が特徴のスープを存分に楽しめる一品で、価格は790円から提供されます。

このスンドゥブのスープは、魚介類と牛肉から抽出された豊かな旨みが凝縮されており、味の基盤として信州味噌と醤油を使用。これに唐辛子とコチュジャンを加えて辛味を際立たせ、さらに魚醤、ホタテ、エビといった海の幸の風味を加えることで、ご飯が進む奥深い味わいに仕上がっています。具材には、食べ応えのある半丁分の豆腐に、牛肉と玉ねぎが組み合わされています。また、より刺激的な辛さを求める顧客のために、別添えの「辛旨唐辛子シーズニング」が付いた「辛旨牛スンドゥブ弁当」も840円で販売され、「辛旨唐辛子シーズニング」は単品でも50円で追加購入可能です。

この新商品は、全国の「ほっともっと」店舗で提供されますが、一部店舗では商品内容が異なる場合があるため、事前の確認が推奨されます。夏の暑さを吹き飛ばすような、この旨辛いスンドゥブ弁当は、食卓に新たな活力を与え、多くの人々に喜ばれることでしょう。

沖縄・奥武島:美食と猫が織りなす癒しの島

沖縄本島から気軽に行ける奥武島は、新鮮な海の恵みと、島に暮らす多くの猫たちが訪れる人々を魅了する隠れた名所です。この島では、獲れたての魚介類が並ぶ市場や、独特の「もずくそば」など、多種多様な地元料理を味わうことができます。活気ある漁師町の雰囲気と、ゆったりとした時間が流れるこの場所は、日常の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。

奥武島の海の恵み:いまいゆ市場と絶品海鮮

沖縄本島から車でアクセス可能な南城市の奥武島は、沖縄市内のホテルからわずか45分という近さで、離島の雰囲気を味わえる魅力的な観光地として注目されています。島の玄関口にある「奥武島いまいゆ市場」や地元の食堂では、獲れたばかりの刺身や、魚のバター焼き定食、豪華な海鮮丼などが、非常にリーズナブルな価格で提供されており、訪れる人々を食の喜びに誘います。那覇空港から約40分のドライブで到着する、周囲約1.7kmの小さな漁師の島では、橋を渡ってすぐ左手に広がる奥武島漁港の風景が目に飛び込んできます。「いまいゆ」とは沖縄の言葉で「新鮮な魚」を意味し、その名の通り、市場には朝獲れの鮮魚が豊富に並びます。

市場の入り口では、のんびりと昼寝をする島猫たちが訪問者を迎えてくれます。市場内に入ると、ショーケースには鮮度抜群の刺身パックや彩り豊かな海鮮丼がずらりと並び、300円から1000円程度の地元価格で提供されていることに驚かされます。さらに、温かいあら汁やイカ墨汁、沖縄風炊き込みご飯の「ジューシー」といった郷土料理の他、南城市で採れたばかりの新鮮な野菜や果物も手に入り、見て回るだけでも楽しいひとときを過ごせます。奥武島は特に海ぶどうの養殖が盛んで、朝摘みの新鮮な海ぶどうが1パック500円ほどで手に入ります。また、沖縄県内でも有数の「もずく」の産地であり、塩蔵されていない採れたてのみずみずしい生もずくも販売されており、その独特の食感と風味は、ぜひ一度味わってみる価値があります。

奥武島名物「もずくそば」ともずく尽くしの味覚体験

奥武島から橋を渡るとすぐの場所にある「もずくそばの店 くんなとぅ」は、全国的にも珍しいもずくそばの専門店です。店名の「くんなとぅ」は、沖縄南部の方言で「小さな港」を意味し、もずく養殖場を営む店主が、奥武島産の採れたてもずくを惜しみなく提供しています。こちらで楽しめるのは、三枚肉がトッピングされた「もずくそば」(中サイズ930円)や「もずくソーキそば」(中サイズ950円)といった沖縄そばで、これらには生もずく、酢もずく、もずくゼリーがセットで付いてきます。特筆すべきは、生もずくがおかわり自由という点で、店内の冷蔵庫から好きなだけ取り放題の冷たい生もずくは、肉厚でシャキシャキとした歯ごたえと、豊かな磯の香りが絶妙な美味しさを誇ります。

沖縄そばの麺にももずくが練り込まれており、平打ちの太麺はつるりとしたのど越しが特徴です。あっさりとした出汁に生もずくを加えることで、磯の香りが一層引き立ち、その味わいはまさに絶品です。店内では、隣の席の客がそばとジューシーがセットになった定食を楽しみながら、「もずくの天ぷら、最高!」と感嘆の声を上げていました。スマートフォンで調べてみると、奥武島は「沖縄天ぷらの聖地」としても知られていることが判明し、筆者も早速「もずく天ぷら」(1個100円!)を追加注文しました。しっかりとした塩味が効いたサクサクの衣と、もずくのシャキシャキとした食感が、見事なハーモニーを奏で、至福の味覚体験をもたらします。もずく尽くしのランチの締めくくりは、ほんのり甘いもずくゼリーで、そのなめらかな喉越しは食後にぴったりのデザートでした。

see_more

大分県から生まれた「麦麦焼酎」の魅力:常徳屋酒造場の挑戦

グラスを近づけると、麦の豊かな香りが広がり、一口含むと、深いコクと甘みが全身に染み渡る。そんな麦の潜在能力を最大限に引き出した力強い麦焼酎を、dancyuでは「麦麦(バクバク)焼酎」と称している。大分県は「二階堂」や「いいちこ」、「兼八」といった人気銘柄を輩出してきた麦焼酎の一大産地であり、その地で麦の可能性を追求し続ける「常徳屋酒造場」の二つの銘柄に注目が集まっている。

「麦麦CLUB」のメンバーである小料理店「かまびす」の一場ちひろ氏は、清澄白河で蒸留酒と小料理をテーマにした店舗で飲料を担当し、焼酎に関する独自の感性を持つ。エシカル・スピリッツの蒸留家である山口歩夢氏は、酒粕の再蒸留など廃棄素材を再利用したクラフトジンを製造し、発酵と醸造に関する深い知識と多角的な分析力を持つ。「鳥酎 神田大手町」の店長である中瀬航汰氏は、焼酎への情熱が際立つ若手として注目されており、彼の店は単なる飲酒の場ではなく、焼酎の奥深さに触れる社交場となっている。押上にある「焼酎Bar 秘蔵」の店主、土山章裕氏は、全国から焼酎ファンが訪れる店を営み、約1300銘柄の焼酎を揃える。1912年創業の酒屋「内藤商店」の四代目、東條晃一氏は、日本酒や焼酎など約5000銘柄を扱い、ワインやテキーラに関する資格も持ち、幅広い知識を持つ。「居酒屋 Hana」の店主、花岡賢氏は、繊細な創作料理と緻密なペアリングで食通と酒好きを魅了し、日本酒、ワイン、焼酎に関する膨大な知識を持つ。

1907年に日本酒蔵として創業した「常徳屋酒造場」は、清酒製造の技術を活かした飲み飽きしない焼酎造りを継承しながらも、四代目の中園誠氏が、一口目の印象を重視した新銘柄「宇佐ぼうず 道中」を開発した。焙煎した麦を原料とすることで、熟成とともにコクとロースト香が増す味わいを実現している。また、「宇佐ぼうず 道中」よりも穏やかな「常徳屋 道中」は、麦本来の自然な甘みと飲みやすさが特徴だ。大分県で最も広大な穀倉地帯である宇佐平野で採れるはだか麦のみを使用し、まさに「地酒」を追求した逸品となっている。

「麦麦CLUB」のコメントによると、中瀬氏は「宇佐ぼうず 道中」について「ほうじ茶のような焙煎香で、まるで焼きたてのパンのようだ」と評している。花岡氏は「常徳屋 道中」の香りを「クリームパンの甘い香りとクレソンの渋みが共存している」と表現し、山口氏は「フルーツブランデーを思わせる洋梨やぶどうのアロマを感じる」と述べている。この夏は、ぜひ「麦麦焼酎」を試してほしい。特に、力強い味わいの肉中華との相性は抜群である。この魅力的な焼酎は、焼酎愛好家はもちろん、新しい味覚体験を求める人々にも強く推奨される。

see_more