オーデマ ピゲ、セラミック製ロイヤル オーク フライング トゥールビヨンに「ナイトブルー、クラウド50」カラーを初採用




オーデマ ピゲは、時計製造の伝統と革新を融合させ、新たなロイヤル オーク フライング トゥールビヨンを発表しました。このモデルは、「ナイトブルー、クラウド50」と名付けられた特別なセラミックカラーを特徴とし、ジュウ渓谷の夜空の深遠な美しさと、1972年に誕生した初代ロイヤル オークの象徴的なダイヤルの色合いを見事に再現しています。数年にわたる研究開発の結果、軽量で耐久性に優れたセラミック素材に、均一で再現性のある色彩を施すことに成功。熟練した職人技によって施されるポリッシュとサテン仕上げが、時計の表面に光と影のコントラストを生み出し、幾何学的な構造美を際立たせています。
オーデマ ピゲの新たな傑作:星空を纏うフライング トゥールビヨン
スイスのジュウ渓谷に拠点を置く高級時計ブランド、オーデマ ピゲは、2024年、革新的な新作「41mmロイヤル オーク フライング トゥールビヨン」を発表しました。この時計の最大の特徴は、ブランドの歴史的色彩である「ナイトブルー、クラウド50」をセラミック素材で初めて表現した点にあります。この深いブルーの色合いは、ジュウ渓谷の澄み切った夜空に広がる星々と、1972年の初代ロイヤル オークの文字盤が持つ象徴的なブルーから着想を得ています。スターン・フレール社が開発した「ナイトブルー、クラウド50」の名称は、ニスの中にカラー液滴が雲状の模様を形成する様子に由来し、その奥深い色調は見る者を魅了します。
この新色セラミックの開発には、製造プロセスの極めて高い精度が要求され、数年もの歳月が費やされました。軽量でありながら高い耐傷性を持つセラミックは、加工の難しさから時計製造において挑戦的な素材とされていますが、オーデマ ピゲは1986年以来、その技術力を駆使してコレクションに取り入れてきました。今回のモデルでは、ケースを構成するすべての部品に完璧に均一な色合いを実現し、その再現性を保証するために、機械加工、焼結といった多くの工程を経て、最終的に職人の手作業による仕上げが施されています。特に、貴金属に匹敵するポリッシュとサテン仕上げは、マットと光沢の対比を生み出し、色調に奥行きと豊かな光の反射をもたらし、時計全体に洗練された建築的な美しさをもたらしています。
文字盤には美しいグランドタペストリーパターンが施され、バトン型のアワーマーカーと18Kホワイトゴールド製の針が配されています。6時位置には、上部ブリッジを持たない「フライング トゥールビヨン」が配置され、まるで宙に浮いているかのような視覚効果を演出します。この浮遊感は、サファイアケースバックを通してムーブメントの両側から光が差し込むことで、さらに強調されます。自動巻きキャリバー2950を搭載したこのフライング トゥールビヨンムーブメントは、重力が時計の精度に与える影響を軽減するために設計されており、テンプと脱進機が小型の回転ケージ内で1分間に1回転することで、姿勢差による誤差を平均化します。サファイアケースバックからは、ロジウムトーンの22Kピンクゴールド製ローターや、コート・ド・ジュネーブ、サテン仕上げ、サンレイ仕上げ、サーキュラーグレイン、ポリッシュ面取りなど、ムーブメントに施された精緻な装飾を鑑賞することができます。約65時間のパワーリザーブは、2日半以上の連続稼働を可能にし、実用性も兼ね備えています。
今回のオーデマ ピゲの発表は、単なる新製品の登場を超え、時計製造における素材科学と職人技の新たな可能性を示しています。歴史的な色彩を最先端の素材で再現する挑戦は、ブランドの創造性と技術力の高さを改めて世界に知らしめるものでしょう。このフライング トゥールビヨンは、時計愛好家にとって、時を刻む道具としてだけでなく、芸術品としても所有する喜びを提供する、まさに特別な逸品と言えるのではないでしょうか。