「クライムオン!! 2026」が過去最多のロープクライミング講習で大盛況!







2年ぶりに開催された「クライムオン!! 2026」は、新規参入のクライミング関連ブランドが加わり、イベントの規模と内容が大幅に拡充されました。特に、ロープクライミングに関する講習プログラムは過去最多の13種類に及び、5月の最終週の土日、晴天に恵まれた最高のコンディションの中で実施されました。初心者向けの基本的なトップロープ講習から、親子で楽しめるプログラム、さらには経験者向けのクラッククライミングやマルチピッチクライミングの技術指導、ボルトの設置方法、支点の構築、そして緊急時のレスキュー技術まで、多岐にわたる内容が用意され、参加者はそれぞれのレベルと興味に応じた学びを深めることができました。多様なブランドと専門家が協力し、このイベントならではの魅力を創出しています。
国際的な山岳ガイドである近藤謙司氏が指導する「はじめてのマルチピッチ講習」には、トップロープ経験はあるもののマルチピッチは初めてという2名の参加者が集いました。講習は小川山に位置する初級者向けマルチピッチルート「ガマルート」で行われました。特に、岩場の「ガマスラブ」のさらに上段にあたるガマルートの2ピッチ目から開始。マルチピッチクライミングの特性上、ロープで繋がれるのは最大3人までと制限されるため、参加者2名に対して近藤ガイドがつきっきりで指導とサポートを提供する、非常に贅沢な形式が実現しました。
近藤ガイドが先導し、2名の参加者はそれぞれロープで結ばれ、近藤ガイドのビレイを受けながらセカンド、サードとして登攀を進めました。これは3人でマルチピッチルートを登る際の標準的な手法です。近藤ガイドの親しみやすい人柄も相まって、参加者たちはニックネームで呼び合うなど、終始和やかな雰囲気で講習は進行しました。全員が無事に登り切り、初めてのマルチピッチクライミング体験は温かい空気の中で幕を閉じました。
今回の「クライムオン!! 2026」は、その充実した講習内容と、参加者が安心して学べる環境が整っていたことで、多くのクライミング愛好者にとって実り多い機会となりました。特に、経験豊富なガイドによるきめ細やかな指導は、参加者の技術向上だけでなく、クライミングへの情熱をさらに深めるきっかけを提供したと言えるでしょう。