ジャパネットツーリズムが「バイキング・ネプチューン」をチャーターし日本クルーズを展開

ジャパネットホールディングス傘下の旅行会社、ジャパネットツーリズムが、スイスを拠点とするバイキング・クルーズと提携し、2028年から新たな豪華客船ツアーを開始することを発表しました。この企画では、日本に初就航となるラグジュアリー客船「バイキング・ネプチューン」を全船貸し切りにし、年間3回の特別な航海を提供します。この取り組みは、日本のクルーズ旅行市場に新たな選択肢をもたらし、地域経済の活性化にも貢献することが期待されています。
「バイキング・ネプチューン」は2022年に就航したばかりの最新鋭の客船で、総トン数4万7800トンという比較的小型なサイズが特徴です。この設計により、大型客船ではアクセスが難しい日本各地の港にも寄港が可能となります。具体的には、北海道の苫小牧、静岡県の清水、宮崎県の細島、山口県の岩国、福岡県の博多の5港が新たに加わり、より多様な日本の風景と文化を体験できるルートが実現します。全ての客室にプライベートバルコニーが完備されており、乗客は快適な船旅を満喫できるでしょう。
船内では、一流の美食と厳選された銘酒が提供されるほか、北欧スタイルの本格的なサウナとスパで心身のリフレッシュが可能です。エンターテインメントとしては、シアターでの歌舞伎舞踊公演や、特別ゲストによるショーが企画されており、乗客に忘れられない体験を提供します。また、外国人客船としては異例の、最大規模の日本語対応スタッフが配置され、言葉の心配なく安心して過ごせるよう配慮されています。さらに、ジャパネットの社員も常駐し、きめ細やかな旅行サポートを行います。
寄港地での体験もこのツアーの大きな魅力です。各地の自治体や地元事業者と連携し、伝統的なイベントの特別開催など、地域ならではの観光プランや演出が用意されます。これにより、寄港地には経済的な恩恵と活気がもたらされ、地域の発展にも貢献することが期待されます。2028年4月には「日本一周コース」、同年10月には「西日本コース」が設定され、それぞれ春と秋で寄港ルートが変更され、いずれも10日間の日程で実施されます。これらのツアーの販売価格は79万8000円から99万8000円となっています。
このジャパネットツーリズムとバイキング・クルーズの提携による日本クルーズは、単なる旅行に留まらず、地域の魅力を再発見し、経済に活力を与える多角的なプロジェクトとして注目されます。豪華な船旅と地域文化の融合が、参加者にとって豊かな思い出となることでしょう。