ニュージーランド、心と体を満たす旅を提案:新キャンペーンで魅力を再発見

ニュージーランドで、心と体、そして魂を癒す旅を
新しいキャンペーン「私を満たす、ニュージーランド旅」の開始
ニュージーランド政府観光局は、日本市場に向けた新しいプロモーション、「私を満たす、ニュージーランド旅」をスタートさせました。この取り組みでは、俳優の倉科カナさんをキャンペーンの顔として迎え、ニュージーランドが誇る壮大な自然の美しさに加え、豊かな食文化と心身の健康をテーマにしたウェルネス体験を通じて、訪れる人々に心からのリフレッシュと自己再発見の機会を提供します。特に、オセアニア地域で初めてとなる「ミシュランガイド・ニュージーランド2026」の発表を受け、美食の国としてのニュージーランドの魅力にも光を当て、新たな旅行体験を創出する狙いがあります。
日本人旅行者の変化するニーズとニュージーランドの魅力
ニュージーランド政府観光局の日本局長である猪膝直樹氏は、近年の日本人旅行者が、単なる観光地の巡りだけでなく、旅先で心身を癒し、本来の自分を取り戻せるような深い体験を求めていると指摘します。これに応えるため、キャンペーンでは、ニュージーランドの美しい自然、特色ある食文化、地元の人々の温かいおもてなし、そして安全で安心して過ごせる環境といった要素を組み合わせ、多角的にその魅力を発信していく方針です。倉科カナさんも、実際にニュージーランドを訪れた経験から、「心が落ち着き、全身が癒されるような感覚がありました」と語り、その体験の素晴らしさを強調しています。キャンペーンでは、倉科さんがオークランドやクライストチャーチなどで体験した食、自然、ウェルネスに焦点を当てた動画コンテンツなどを通じて、具体的な旅のイメージを提示します。
日本人観光客の動向と経済効果
ニュージーランド政府観光局アジア地区担当ディレクターのグレッグ・ワッフルベイカー氏によると、過去1年間で約8万人の日本人旅行者がニュージーランドを訪れ、その消費額は約2億7000万NZドル(日本円で約243億円)に上りました。ワッフルベイカー氏は、日本がニュージーランドにとって引き続き重要な観光市場であると位置づけています。彼は、日本人旅行者の間で、日々の忙しさから解放され、大切な人との充実した時間を過ごし、リフレッシュして帰国したいという願望が高まっていると分析しています。このニーズに応えるため、「マナアキタンガ」というニュージーランド固有のおもてなしの精神を前面に押し出し、単なる自然観光にとどまらず、食や地元の人々との交流を含めた旅の価値を伝えていくことを目指しています。
市場拡大に向けた戦略的提携
販売戦略においては、ニュージーランド航空との協力に加え、JTBやHISといった大手旅行会社とのパートナーシップを強化します。ワッフルベイカー氏は、「感動的な物語と実際の旅行商品を連携させ、旅行への関心を具体的な予約へと繋げていく」と述べ、旅行会社との連携を通じて、日本市場におけるニュージーランドへの渡航需要の拡大を図る意向を示しました。今回のキャンペーンでは、ニュージーランドのイメージをより幅広いものにすることが特に重視されています。猪膝氏は、これまでのプロモーションが主に自然の雄大さを強調してきた一方で、実際に訪れた旅行者からは「食べ物が想像以上においしかった」という声が多数寄せられていることを明らかにしました。このフィードバックとミシュランガイドの導入を最大限に活用し、美食、ウェルネス、自然、そして人とのつながりを組み合わせることで、従来の枠にとらわれないニュージーランドの新しい魅力を積極的にアピールしていきます。