バーテンダー直伝!氷なし&ほぼ炭酸なしの麦焼酎「御神火」ソーダ割り革命

焼酎の概念を覆す!氷なしで味わう麦焼酎「御神火」の真髄
常識を覆す!氷なし、微炭酸で楽しむ「御神火」ソーダ割りの誕生秘話
「The SG Tavern」の大渕修一バーテンダーは、麦焼酎「御神火」の新たなソーダ割りスタイルを提案しています。一般的にソーダ割りに不向きとされる「御神火」の個性を最大限に引き出すため、彼は製造元である谷口酒造の杜氏、谷口英久氏と共に試行錯誤を重ねました。「御神火」の濃厚な旨味と香ばしさをソーダ割りで楽しむためには、焼酎の油分が冷えすぎると香りが閉じこもってしまうという課題がありました。この課題を解決するために考案されたのが、氷を一切使用せず、炭酸もほとんど感じさせない独自のソーダ割りです。この手法は、焼酎の持つ重厚な味わいを損なうことなく、新たな飲み方で楽しむことを可能にしました。
二つの陶器カップが織りなす魔法:「まぜまぜソーダ割り」の具体的な手順
この革新的なソーダ割りの作り方は非常にユニークで、二つの陶器製カップを使用します。まず、一方のカップにソーダ60mlを注ぎ、その上から焼酎45mlを加えます(焼酎とソーダの比率は1対1でも構いません)。次に、この混合液をもう一つの空のカップへ勢いよく注ぎ移します。この動作を合計3回繰り返すことで、焼酎とソーダが均一に混ざり合い、液体は常温に近づきます。陶器のカップではなくグラスを使用する場合は、5回注ぎ替えを行うことが推奨されています。この「まぜまぜ」の過程で、液体に空気が含まれ、炭酸の泡が焼酎の香りを引き立て、豊かなアロマを立ち上がらせる効果があります。
シルキーな口当たりと奥深い香ばしさ:新ソーダ割りの官能的な体験
大渕氏が考案したこのソーダ割りを味わうと、まずそのシルクのようななめらかな口当たりに驚かされます。二つのカップを交互に使うことで焼酎とソーダが完全に融合し、非常に細かい泡が舌の上を優しく滑るような感覚を生み出します。そして、その後にじんわりと広がる麦の奥深い香ばしさは、まるで暖炉のそばでくつろいでいるかのような温かみを感じさせます。この独特の飲み方は、参加者からも絶賛され、「陶器の器がこのソーダ割りにぴったり」「こんなに美味しいソーダ割りは初めて」といった声が聞かれました。濃厚な麦焼酎の新たな魅力を発見できる、まさに革命的な一杯と言えるでしょう。
焼酎体験を彩る逸品:ミシュラン出身シェフによる絶品おつまみ
「The SG Tavern」では、ミシュラン星獲得レストランで経験を積んだシェフ、中川龍介氏が手掛ける料理も、来店客の焼酎体験をより一層豊かなものにしています。日本料理を基盤とした彼の創作料理は、目にも美しく、舌も楽しませてくれます。今回は特別に、焼酎との相性を考慮して用意されたおつまみが提供されました。例えば、スリラチャとマヨネーズを合わせたソースで味わう「鰻のポテトサラダ生春巻き」や、「サーモンの押し寿司」、そして店の名物であるコーンフレーク衣の「フライドチキン」など、五種類の料理が並びました。これらの絶品料理が、参加者たちの焼酎をさらに進ませ、特別なひとときを演出しました。
次なる境地へ:水割りで探求する焼酎の無限の可能性
今回のソーダ割り特集に続き、次回からは焼酎のもう一つの王道である「水割り」の奥深さに迫ります。大渕氏の真骨頂とも言われる水割り編では、鹿児島県霧島市にある中村酒造場の銘酒「甕仙人 ブルーボトル」が主役となります。水割りにおいても、大渕氏がどのような革新的なアプローチを見せるのか、期待が高まります。焼酎の新たな可能性を追求する彼の探求は、まだ始まったばかりです。