フォーミュラE東京大会、初の公道ナイトレースを疾走!





2025/26年シーズン、フォーミュラE世界選手権の第14戦と第15戦が東京で開催され、日本初の公道ナイトレースとして注目を集めました。電気自動車の最高峰レースであるフォーミュラEは、サステイナブルなモータースポーツの可能性を世界に発信し続けています。この記事では、夜の東京を駆け抜けたEVレーシングカーの魅力と、その進化について詳しくご紹介します。
国際自動車連盟(FIA)が主催するフォーミュラEは、世界初のEVレースとして12シーズン目を迎えました。排出ガスや騒音がないため、世界中の主要都市の公道に特設コースを設けてレースが開催されます。これは、環境に配慮したモータースポーツとして、持続可能な社会への貢献を目指すものです。F1が内燃機関の頂点であるのに対し、フォーミュラEは電気自動車レースの最高峰に位置づけられています。
フォーミュラEの車両は、シャシーやバッテリーなどの主要部品が共通化されたワンメイク仕様ですが、モーターやインバーター、ギアボックスといったパワートレインやソフトウェアは各チームが独自に開発しています。このため、エネルギーマネジメントがレースの勝敗を大きく左右する要素となります。マシンの性能差が少ないことが特徴であり、過去11シーズンで10人の異なるチャンピオンが誕生するなど、予測不能なレース展開が魅力の一つです。
2025/26年シーズンは、マドリード、三亜、マイアミが新たに加わり、シリーズ史上最多となる世界11都市で全17戦が繰り広げられます。日産自動車、ポルシェ、シトロエン、DS、ジャガー、クプラ、マヒンドラなどの自動車メーカーが参戦し、日本のヤマハはローラと組んで出場しています。アンドレッティやエンヴィジョンレーシングといったプライベーターを含む10チーム、20名のドライバーがしのぎを削っています。現在使用されているマシンは改良型の「GEN3 Evo」で、0-60mph(約97km/h)加速はわずか1.82秒と、現行のF1マシンを約30%も上回る加速性能を誇ります。次シーズンからは第4世代の「GEN4」マシンへと進化する予定です。
フォーミュラE東京大会は、公道ナイトレースという新たな試みを通じて、モータースポーツの未来を照らしました。環境に配慮した技術革新と、スリリングなレース展開が融合したこの大会は、多くの観衆を魅了し、電気自動車レースの新たな可能性を提示しました。進化し続けるフォーミュラEは、これからも世界のモータースポーツシーンを牽引していくことでしょう。