フットボールアワー、ファッションへの深い洞察と進化








結成28年を迎えた人気お笑いコンビ、フットボールアワーの岩尾望さんと後藤輝基さんが、ファッションに対するそれぞれの哲学と進化を披露しました。彼らは、長年のキャリアの中で培われた芸の円熟味に加え、個性が際立つ私服スタイルでも注目を集めています。特に最近では、異なるファッション観を持つ二人でありながら、「黒いトップスにデニム」という偶然の一致を見せ、その裏側にある思いや変化について率直なトークを展開しました。
トークセッションでは、まず岩尾さんが後藤さんに対し「最近、僕のスタイルに寄せてきてるんじゃない?」と問いかける形でスタートしました。これに対し後藤さんは、「黒とデニムは確かに被っているけれど、意識的に寄せているわけではない」と否定。しかし、自身のヘアスタイルをパーマに変えたことをきっかけに、以前よく着ていたタイトな音楽系ファッションから、ゆったりとしたサイズの服を選ぶようになった経緯を明かしました。
一方で岩尾さんは、自身のファッションスタイルが長年変わっていないことを強調。裏原宿ファッションに影響を受けた後、「クーティー」というブランドを愛用し続けていると語りました。そのブランドへの深い愛情は、展示会に足を運ぶほどの熱心さからも伺えます。後藤さんは、自分も一度ハマると徹底的に調べるタイプだと共感し、過去には一度も着用しなかったり、サイズが合わないバンドTシャツを衝動買いしたりしたエピソードを披露。しかし、長年愛用し続けている「ケルト&コブラ」のアクセサリーのように、本当に好きなものにはこだわり続ける姿勢を見せました。
岩尾さんは、コンビ結成初期に「暗い服より明るい服を着よう」と話し合った記憶があると述べ、二人のファッションへの意識が時代とともに変化してきたことを示唆しました。後藤さんは、互いのファッションについて直接的なアドバイスはしないものの、最近では岩尾さんに対し「もっと色々なファッションを楽しんでほしい」という思いがあると語りました。岩尾さん自身も、最近は時計に興味を持ったり、京都の古着店「ホーミーズ」で購入したリメイクデニムのような、新しいお気に入りのアイテムを身につけ始めるなど、以前よりもファッションに対して積極的になっている様子が伺えます。
フットボールアワーの二人は、長きにわたるコンビ活動の中で、それぞれの個性を尊重しつつ、互いのファッション観にも変化が見られます。彼らの服選びには、単なる流行だけでなく、自身のライフスタイルや内面の変化が色濃く反映されており、その独自のスタイルは多くのファンに共感と興味を与えています。今回の対談を通じて、お笑い界のトップランナーとしての彼らが持つ、もう一つの魅力が浮き彫りになりました。