ごくじょうたいけん

マタギの世界:写真家・船橋陽馬が語るクマとの共生

近年、クマによる人的被害が頻繁に報道されています。特に東北地方では、山間部だけでなく、学校や商業施設といった都市部にもクマが出没し、住民の不安が高まっています。このような状況下で、秋田県北部には、古くからクマと密接に関わりながら生活を営んできた「マタギ文化」が今もなお存在しています。この独特な文化は、単なる狩猟に留まらず、人間と自然、特にクマとの間の深い精神的な繋がりを象徴しています。写真家であり、自らもマタギとしての道を歩む船橋陽馬氏が、マタギの視点から見たクマとの関係性、そして山での生活から得られる洞察について語ります。

船橋氏は、秋田県男鹿半島の旧若美町で育ち、東京で写真の技術を学んだ後、2013年にマタギ発祥の地とされる人口約100人の阿仁根子集落へ移住しました。当初は写真家としてマタギの生活を記録していましたが、やがて彼は自ら銃を取り、マタギとしての道を歩み始めます。船橋氏は、マタギは単なるハンターではなく、その土地に根ざした生き方や代々受け継がれてきた精神性を体現する存在であると強調します。彼の経験を通じて、私たちはマタギが山やクマに対して抱く敬意と、共同体の一員として認められることの重要性を理解することができます。

この物語は、自然との共生、伝統文化の継承、そして現代社会における野生動物との向き合い方について深く考えさせられます。船橋氏の言葉からは、自然界の一部として生きる人間の姿が浮かび上がり、私たちに忘れかけていた大切な価値観を再認識させてくれます。マタギの知恵と彼らの生活様式は、現代人が直面する環境問題や人間と自然の関係性において、貴重な示唆を与えてくれるでしょう。私たちは、この伝統的な生き方から学び、より調和の取れた未来を築くためのヒントを見つけることができます。

EXITりんたろー。の進化する「パパ・アメカジ」スタイル

人気お笑いコンビEXITのりんたろー。さんが、二児の父親としての顔と、ファッションに対する独自の哲学を明らかにしました。多忙な芸人活動の傍ら、子育てに奮闘する彼のオフタイムに密着。40歳を迎えたいま、彼は自身のファッションスタイルが「ヴィンテージアメカジの世界」へと原点回帰したと語ります。かつての「チャラ男」イメージから脱却し、家族を慈しみながらファッションを全力で楽しむ彼の姿は、多くの人々に新たな魅力を伝えています。

EXITりんたろー。の進化する「パパ・アメカジ」スタイル詳細

2022年に結婚し、現在は二児の父であるお笑い芸人EXITのりんたろー。さんが、その多忙なスケジュールを縫って、家族との時間とファッションへの情熱を両立させる姿を披露しました。2026年8月5日の撮影では、3歳の長男との微笑ましい交流を見せながら、その日のファッションについて語っています。

この日、彼が着用していたのは、エモーショナリー アンアベイラブルのミリタリージャケット。無骨なデザインの中に、可愛らしいバックプリントが施されており、そのギャップに一目惚れしたとのこと。このブランドは2014年にアメリカで誕生し、ハートに滴る雫のロゴが特徴的なストリートブランドで、りんたろー。さんのポジティブなマインドと共鳴しています。

ジャケットに合わせたのは、セント マイケルのヴィンテージ感溢れるダメージデニム。高い技術でリアルなヴィンテージ加工を施し、ディテールにもこだわりが光る一本です。足元には、上品なオールデンの革靴を選び、全体を洗練された印象にまとめています。さらに、インナーには「実はユニクロ」というヘンリーネックシャツを忍ばせ、「あえてファストファッションをミックスするのが今の気分」と茶目っ気たっぷりに語りました。このスマートな組み合わせは、長年のファッション経験値がなせる技と言えるでしょう。

りんたろー。さんは、「10代からずっとブレまくってきた」と自身のファッション遍歴を振り返りつつも、二児の父となり40代を迎えた今、再びアメカジスタイルへと回帰した心境を明かしました。彼のファッションは、単なる流行の追求ではなく、家族とのライフスタイルに寄り添い、自身の内面的な変化を映し出すものへと進化していることがうかがえます。

今回の取材を通じて、りんたろー。さんの「パパ」としての温かい一面と、ファッションに対する深いこだわりが垣間見えました。彼の「全力で楽しむ背中を見せていきたい」という言葉は、仕事と家庭、そして個人の趣味を大切にする現代の男性たちに、大きな共感とインスピレーションを与えることでしょう。チャラ男のイメージを超え、「やさしくて格好いいパパ」として輝くりんたろー。さんの今後の活躍に注目が集まります。

りんたろー。さんのこの新しいスタイルは、単なる服装の選択以上の意味を持っています。それは、人生の新たなステージにおいて、自己表現と責任感をどのように融合させるかという問いに対する、彼なりの答えです。多くの人が年齢とともにファッションの冒険心を失いがちな中で、彼のように「中年」になっても自分らしさを追求し、さらにそれを家族との絆と結びつける姿勢は、私たちに大いに刺激を与えます。ファッションを通じて、自分自身の変化を受け入れ、新たな魅力を開花させることの素晴らしさを、彼の姿が教えてくれているのではないでしょうか。

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千葉県勝浦市、東急不動産グループと連携し、磯焼け対策で豊かな海を次世代へ

千葉県勝浦市は、風光明媚な景勝地として知られるだけでなく、国内有数の漁港を擁し、多種多様な水産物が水揚げされる地域です。しかし近年、海洋環境の悪化、特に「磯焼け」と呼ばれる海藻が失われる現象が深刻化しています。この問題に対し、地元漁業関係者、行政、そして民間企業である東急不動産グループが連携し、海を守るための新たな取り組みが始まっています。伝統的な漁師町が直面する課題に、革新的なアプローチで立ち向かう「勝浦文化」の創造に期待が寄せられています。

豊かな海の危機:磯焼けの進行と漁業への影響

千葉県勝浦市は、首都圏からもアクセスしやすい恵まれた立地にあり、都心から車で約2時間、電車では約1時間半という利便性も持ち合わせています。猛暑日がないほど涼しい夏の気候も魅力の一つであり、東日本を代表する勝浦漁港では、マカジキ、キンメダイ、スルメイカ、サザエ、ワカメ、ヒジキなど、年間を通して豊富な種類の海の幸が水揚げされています。特に、近海で一本釣りされる初ガツオや戻りガツオは「勝浦産ひき縄カツオ」としてブランド化され、その品質の高さが認められています。このように豊かな海洋資源に恵まれた勝浦の海ですが、近年、環境の異変が顕著になっています。

勝浦の海域は、暖流と寒流が交わる潮境に位置しており、岩礁には多種多様な海藻が群生し、豊かな生態系を育んできました。しかし、地球温暖化による海水温の上昇と、それに伴う植食性魚類の増加が、この貴重な環境に大きな影響を与えています。特に問題となっているのが「磯焼け」の深刻化です。磯焼けとは、水産庁の定義によれば、浅瀬の岩礁域において、海藻の群落(藻場)が季節的な変動や経年変化の範囲を超えて著しく衰退、あるいは消失し、貧しい植生状態になる現象を指します。これは「海の砂漠化」とも呼ばれ、勝浦海域の約3分の2が既にこの被害を受けていると報告されています。地元の漁業関係者からは、磯焼けがここ5、6年で顕著になり、毎年状況が悪化しているという声が上がっており、このままでは外房地域を代表するイセエビやアワビ、さらには海藻類といった豊富な水産資源が減少し、地域の漁業に壊滅的な打撃を与えることが懸念されています。

官民連携で拓く「海の再生」:藻場保全への挑戦

勝浦の海の危機に対して、長年にわたりこの地域で会員制ホテル、ゴルフコース、別荘地を含む複合リゾートタウン「東急リゾートタウン勝浦」の開発・運営を行ってきた東急不動産と東急リゾーツ&ステイ(東急不動産グループ)が、その解決に向けて積極的に手を挙げました。「環境先進企業」を標榜する東急不動産は、2025年に勝浦漁業協同組合、新勝浦市漁業協同組合、千葉県、そして勝浦市と共同で「勝浦市藻場保全対策協議会」を設立しました。この協議会は、民間事業者が主体となって藻場の保全、研究、育成に取り組むという、全国的にも先進的な試みとして注目されています。協議会のメンバーである勝浦漁業協同組合の参事・鈴木勉氏は、この官民連携の重要性を強調し、新たな視点と資源が海の再生に不可欠であると述べています。

この画期的な取り組みは、従来の行政や漁業関係者のみによる対策にとどまらず、民間企業のノウハウと資本を積極的に活用することで、より効果的かつ持続可能な藻場保全活動を目指しています。東急不動産グループは、リゾート開発で培った地域との共生関係を基盤に、企業としての社会的責任を果たすべく、海洋環境の保全に乗り出しました。具体的な活動としては、藻場の造成や管理、磯焼けの原因となる植食性魚類の駆除、そして海洋環境に関する科学的な調査・研究などが含まれます。この「勝浦市藻場保全対策協議会」の活動は、単なる環境保全に留まらず、地域の主要産業である漁業の持続可能性を高め、ひいては地域経済の活性化にも貢献することが期待されています。豊かな海の恵みを次世代へと継承するため、この官民連携の挑戦は、勝浦の未来を拓く重要な一歩となるでしょう。

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