ランボルギーニ、ミラノデザインウィークで特別限定モデル「ウルスSE “テットネロ”カプセル」発表

ランボルギーニは、スーパースポーツの電動化モデル「ウルスSE」、「レヴエルト」、「テメラリオ」をラインナップし、先進技術と卓越したデザインを両立させています。このブランド独自の美意識が凝縮された限定モデルが、世界最大のデザインイベントであるミラノデザインウィークで披露されました。この記事では、この特別モデルの魅力と、ランボルギーニが顧客にもたらす「創造性」について深く掘り下げます。
ミラノデザインウィークで鮮烈デビュー:ランボルギーニ「ウルスSE “テットネロ”カプセル」の全貌
2026年4月、世界中のデザイン愛好家が集うイタリアのミラノデザインウィークにて、ランボルギーニはプラグインハイブリッドSUV「ウルスSE」をベースとした特別限定モデル「“テットネロ”カプセル」を公開しました。このコレクションは、ランボルギーニの伝統的なデザイン哲学と、現代の電動化技術が融合した象徴的な存在です。
「テットネロ」とは「黒い屋根」を意味し、その名の通り、ルーフだけでなくリアスポイラーやマフラー開口部にも光沢のあるブラックが効果的に配されています。この独創的なカラースキームに加え、2種類の新色を含む計6色のボディカラーが用意され、70種類以上の多彩なカラーコンビネーションから選択可能です。これにより、オーナーは車両の外観を自由にカスタマイズし、自身の美的感覚を表現することができます。インテリアも同様に、豊富なカラーバリエーションと厳選された素材が提供され、内外装の一貫したパーソナライゼーションを実現します。
この「“テットネロ”カプセル」は、全世界でわずか630台のみの限定生産であり、その希少性はコレクターズアイテムとしての価値を一層高めています。車両は、4.0L V8 90°ツインターボエンジンを搭載し、システム最高出力800CV、システム最大トルク950Nmを誇ります。全長5123mm、全幅2022mm、全高1638mmの堂々たるボディサイズと、2505kgの車両重量でありながら、EV走行航続距離はWLTPモードで60km以上を達成しており、環境性能と圧倒的なパフォーマンスを両立しています。
この限定モデルの発表は、単なる新型車の披露に留まりません。長年にわたり最高峰のパーソナライゼーションプログラムを提供してきたランボルギーニの哲学が、この「“テットネロ”カプセル」に凝縮されています。オーナーが自身の価値観や創造性を表現できる場を提供することで、単なる移動手段としての自動車を超え、「作品」としてのランボルギーニの魅力を再認識させます。この限定モデルは、現代美術の制作と普及を目的としたミラノの施設で撮影されたとされており、その芸術的価値がさらに強調されています。
ランボルギーニのオーナーズイベントで目にする車両の多様な色彩は、まさに宝石箱のようです。フェラーリが赤や黄色を基調とするのに対し、ランボルギーニは極彩色のパレットを展開します。これは、権威に反発し、既成概念にとらわれないブランドの歴史と、個性を追求するオーナーたちの精神が共鳴した結果と言えるでしょう。高性能だけでなく、オーナーの創造性を刺激するような「作品」を提供することこそが、ランボルギーニの本質であり、この「“テットネロ”カプセル」はその精神を現代に伝える最新の傑作です。