ロッヂ・コカドが愛するボルボ240:古着哲学が息づく名車の魅力









傷や汚れも味わいとなる、古着に通じる愛車哲学
コカドケンタロウの個性と愛車の調和
古着、ミシン、サーフィンといった幅広い趣味を持つお笑い芸人、ロッヂのコカドケンタロウさん。彼がこの日着用していたのは、沖縄で手に入れたヴィンテージ生地を自ら仕立てたシャツとショーツでした。そんな彼が8年間乗り続けているのは、1990年製の「ボルボ 240」。彼の温かい人柄と、時を経て深みを増した車の佇まいが自然に融合し、周囲には心地よい雰囲気が漂っていました。この組み合わせは、まさに「人」と「物」が互いの存在価値を高め合っているかのようです。
コカドケンタロウの横顔:多才なクリエイター
コカドケンタロウさん(48歳)は、1978年大阪府生まれ。お笑いコンビ「ロッヂ」のツッコミとネタ作りを担当し、相方の中岡創一さんと共にテレビやラジオで活躍しています。彼の趣味は多岐にわたり、ミシン、古着収集、サウナ、サーフィン、キャンプなど、どれも深いこだわりが感じられます。特にミシンに関しては、自身のYouTubeチャンネル「コカドミシンクラブ」を開設するほど熱心で、既製品のリメイクから生地からのシャツ製作までこなす本格派です。
ボルボ240:安全と堅牢の象徴
ボルボ 240は、1970年代から1990年代にかけて生産された、ボルボの安全思想を具現化した名車です。その質実剛健な箱型デザインと圧倒的な堅牢性から、「ネオクラシックカー」の代表格として今日でも根強い人気を誇っています。
時を超えて愛されるデザインと機能性
シンプルながらも洗練された構造がもたらす耐久性と、優れた積載能力もボルボ 240の大きな魅力です。レトロでありながらも決して気取らないその存在感は、ファッションやライフスタイルにこだわりを持つ人々を惹きつけ続けています。走行距離や経年による傷や汚れさえも、古着の味わいのように、この車が持つ歴史として愛される理由となっています。
一目惚れの出会い:ボルボ240セダンとの運命
「40歳を記念して自分に何か特別なものを贈りたい」と考えたコカドさんは、当時所有していたマツダCX-3を売却し、ボルボ 240の購入を決意します。CX-3の売却益とカスタマイズ費用を合わせても実質的な出費はゼロ。走行距離10万km弱という状態の良さも決め手となり、最高の巡り合わせだったと語ります。
ワゴンからセダンへ:心揺さぶられた瞬間の選択
当初、コカドさんが求めていたのは、ボルボ 240シリーズの象徴とも言える5ドアワゴンタイプでした。しかし、ディーラーを訪れた際、ずらりと並んだセダンタイプの240を目にし、「なんて格好良いんだ!」と一瞬にして心を奪われます。その瞬間に心変わりし、セダンでの即決に至ったと明かしました。
古着と共通する愛車哲学:個性と価値観の表現
アパレルショップでの勤務経験があり、筋金入りの古着好きであるコカドさん。40代を過ぎてミシンを始め、今では生地からシャツを仕立てるほどの腕前です。彼が車を選ぶ基準には、古着を通じて培われた独自の哲学が息づいています。それは、単なる機能性だけでなく、その物が持つ歴史や物語、そして自分自身の個性との調和を重視する、奥深い価値観の表れなのです。