日本航空(JAL)は、長年にわたり地域活性化に貢献する「JALふるさとプロジェクト」を展開しており、その一環として「JALふるさとアンバサダー」や「JALふるさと応援隊」といったユニークな制度を設けています。これらの活動は、客室乗務員が故郷やゆかりの地に移住・滞在し、それぞれの地域で培った知識や経験を活かし、商品開発や地域課題の解決に尽力することで、地域の魅力を高め、経済を活性化させることを目的としています。今回は、京都府北部地域の魅力を伝えるJALふるさとアンバサダー、公門優希さんが案内する「森の京都」エリアの夏季観光スポットを紹介します。
まず、公門さんが訪れたのは亀岡市に位置する「出雲大神宮」です。古くから縁結びの神として信仰を集めるこの神社は、出雲大社のルーツとも伝わる由緒ある場所です。境内には、神の使いとされる愛らしいうさぎの像が点在しており、参拝者の心を和ませます。神聖な空気と可愛らしいうさぎたちに囲まれ、訪れる人々は温かい気持ちで満たされ、良縁への期待に胸を膨らませます。
次に南丹市にある「生身天満宮」へと足を運びました。菅原道真公が生前に祀られた、日本で最も古い天神様として知られています。境内に足を踏み入れると、心地よい風が吹き抜け、厳粛な雰囲気に包まれます。来年には25年ごとの式年大祭を控え、現在修復作業が進められています。期間中は道真公が仮殿に遷座されており、普段よりも神様を身近に感じられる貴重な機会となっています。また、季節ごとに異なる催しがあり、夏には由良川の恵みを感じる「鮎みくじ」を楽しむことができます。
昼食は、由良川のほとりにある「道の駅 和(なごみ)」で、鮎尽くしの料理を堪能しました。特に夏限定の「鮎ガーデン」では、由良川支流で育った引き締まった鮎を、注文を受けてから炭火で塩焼きにして提供しています。身がふっくらと柔らかく、ほろ苦い鮎の旨味が凝縮された逸品は、夏の京都観光には欠かせません。開放的なフードコートからは大自然の景色が広がり、食事とともに絶景を楽しむことができます。
食後は京丹波町にある「わち山野草の森」で、四季折々の花々に癒されました。広大な園内には、多様な草花や樹木が自然のままに育ち、訪れる時期によって異なる表情を見せます。公門さんが訪れた7月上旬には、葉が白く染まるハンゲショウやアジサイが美しく咲き誇り、散策路を歩けば木漏れ日が差し込み、涼やかな風を感じながら軽やかなハイキング気分を味わえます。園内にはベンチも設けられており、美しい景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。8月にはムクゲやタカサゴユリなど、さらに多くの花々が見頃を迎えるとのことです。
続いて訪れたのは、京都府で唯一の鍾乳洞である「質志鍾乳洞」です。外気温が30℃を超える暑い日でも、鍾乳洞内はひんやりとした空気に包まれ、天然のクーラーとして涼しさを提供します。総延長52.5m、最深部25.1mという広大な空間は、まるで冒険のようで、訪れる人々を魅了します。自然の壮大な力と涼やかな空間は、心身のリフレッシュに最適です。
旅の締めくくりは、京都縦貫自動車道からもアクセスしやすい京丹波町の道の駅「京丹波 味夢の里」でした。ここでは、「森の京都」エリアだけでなく「海の京都」エリアの特産品も豊富に取り揃えられています。特に、肉厚でジューシーな京丹波の大黒本しめじは、濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、自分へのお土産にも最適です。
この地域では、2026年9月18日から11月8日まで「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波(京都丹波みどりの里まつり)」が開催されます。「わち山野草の森」も会場の一つとなり、アート、食農、環境、里山の暮らしを五感で体験できる祭典として、秋の京都を一層盛り上げることでしょう。今年の夏だけでなく、秋にもぜひ「森の京都」を訪れ、その豊かな自然と文化を体験してみてはいかがでしょうか。