俳優・滝藤賢一、映画『嘘もまことも』を絶賛!磯部鉄平監督の人間ドラマに心揺さぶられる

感情豊かな人間模様が織りなす感動の物語
滝藤賢一、再び代理業映画に魅了される
俳優の滝藤賢一は、以前にも代理業をテーマにした映画を紹介したことがあるが、今回再び同じテーマの映画に遭遇し、その質の高さに驚きを隠せない様子。磯部鉄平監督の『嘘もまことも』は、彼の心を深く揺さぶった。
インディーズ界の才能、磯部鉄平監督の新たな挑戦
磯部鉄平監督は、これまで関西を拠点にインディーズ映画を手がけてきたが、本作が初の東京ロケ作品となる。江東区の川沿いの風景を舞台に、迷える大人たちの姿を魅力的に描き出し、観客を物語の世界へと引き込む手腕は、まさに群像劇の達人ならでは。
主人公・梨沙の成長と心の葛藤
物語の中心となるのは、職場の人間関係に疲れ、新たな道を模索する30代の女性、梨沙。彼女が「嘘をつく仕事」である代理派遣の世界に足を踏み入れ、様々な依頼を通じて人々と出会い、自身の価値観と向き合っていく過程が丁寧に描かれている。
心に残るエピソードの数々
梨沙が代理のマネージャーとして、病気の母親に夢を見せたい売れないミュージシャンと出会うエピソードは、本作のハイライトの一つ。予期せぬ展開の中で、登場人物たちが本音をぶつけ合い、互いの人生に影響を与え合う姿は、観る者に深い感動を与える。
俳優たちの熱演と監督の繊細な演出
本作では、出演する俳優陣が皆、卓越した演技力でキャラクターに命を吹き込んでいる。磯部監督は、エモーショナルなシーンにおいても、安易に顔のアップに頼らず、ワンカットで感情の機微を表現するなど、独自の美学とセンスを感じさせる演出で、作品全体に深みを与えている。
鑑賞後も続く余韻と監督への期待
映画鑑賞後、滝藤賢一は作品の余韻に浸りながら、深川の街を散策したくなるほどの感動を覚えたという。『嘘もまことも』は、高崎映画祭で新進監督グランプリ、大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞するなど、高い評価を得ており、磯部鉄平監督の今後の作品にも大きな期待が寄せられている。