堀米雄斗が語るスケートボードの魅力とライフスタイル:世界王者としての視点





情熱と文化が交錯するスケートボードの世界
スケートボード上達の秘訣と心構え
「地道な練習あるのみですね」と、笑顔で堀米選手は語る。華麗なトリックに憧れる人々に対し、彼は、近道はないものの、初心者でも楽しめるステップを示唆する。まずはデッキを手にすることから始め、手すりを使いながら滑る練習を重ねることで、少しずつできることが増え、それが楽しさへと繋がり、自然と夢中になれるという。
スケートボードにおける「真面目さ」とカルチャーの重要性
日本人スケートボーダーの強みとして、堀米選手は「真面目さ」を挙げる。しかし、彼は単なる技術だけでなく、スケートボードが持つ豊かな文化に触れることの重要性を強調する。1950年代に西海岸のストリートで生まれたスケートボードは、音楽やファッションと深く結びついており、その背景を理解することで、プレーヤーも観客もより深くスケートボードを楽しむことができると力説した。
地元・江東区での原点とルイ・ヴィトンとの邂逅
堀米選手にとって、江東区の大島小松川公園は、スケートボードの腕を磨き、仲間と過ごした大切な場所である。先輩からトリックやカルチャーを学んだ「ホーム」であり、学校帰りに毎日何時間もスケートに打ち込み、時にはそのまま公園で寝てしまうほど夢中になったという。そんな思い出の地で、まさかルイ・ヴィトンの新作を着て撮影する日が来るとは、当時の彼には想像もできなかったと感慨深く語った。
多忙な日々の中での休息と心の拠り所
現在、一年の大半をロサンゼルスで過ごし、残りを海外遠征に費やす多忙な堀米選手。LAでは公園を散歩したり、家で映画を見たりしてリラックスする時間を大切にしている。最近では、パリでファレル・ウィリアムス氏から勧められた本を読んでおり、常に新しい道を切り開く彼の生き方に憧れを抱いている。日本に帰国した際には、友人や地元のスケートショップの仲間との交流を楽しみ、特に祖母の家を訪れることを欠かさない。祖母の作る煮物料理は、彼にとって何よりも安心できる、心の拠り所となっている。