孤独のグルメに登場した群馬の名店「えんむすび」おむすびの魅力に迫る

人気ドラマ「孤独のグルメ」で主人公ゴローさんが愛してやまない群馬県を舞台にした第二弾のレポートです。ゴローさんの並外れた食欲は驚くばかりで、撮影時には朝食を抜いたり、前後でカロリーを調整したりと、プロ意識の高さがうかがえます。前回の記事では下仁田で三軒を巡ったゴローさんでしたが、今回のシリーズでも群馬県内の飲食店が再び登場することを密かに願っていました。
群馬県高崎市「えんむすび」:ゴローさんを唸らせた絶品おむすびの数々
早速、シーズン9に登場した群馬県高崎市の「えんむすび」を訪れました。高崎駅から徒歩20分ほどの賑やかな街角に佇むこの店の名物は何と言っても「おむすび」です。ゴローさんも番組でその美味しさを堪能していました。「おむすび」と「おにぎり」の違いについては諸説ありますが、広辞苑によるとどちらも「にぎりめし」を指す同じもので、地域による呼び方の違いに過ぎないとのことです。大谷翔平選手が広告に登場する大手コンビニエンスストアでも「おむすび」の名称が使われているように、ここでは店の名前にちなんで「おむすび」という呼称で進めていきます。おむすびの話をしていると無性にお腹が空いてくるのは不思議ですね。早速注文することにしました。
まず最初に堪能したのは、筆者の大好物である「銀ダラの煮付け」です。居酒屋で見かけると必ず頼んでしまう一品で、自宅で作ることもあるほど。一口食べると、ビールの旨みが広がり、銀ダラのふっくらとした食感と甘辛いタレが見事に調和し、至福のハーモニーを奏でます。続いては「イカ生姜焼き」。生姜焼きといえば豚肉が定番ですが、老若男女に愛されるイカと組み合わせれば、その美味しさは言わずもがな。最近イカは不漁で価格が高騰していると聞きますが、庶民の味として早く手頃な価格に戻ってほしいと願うばかりです。
いよいよメインのおむすびに移ります。店内を見渡すと、短冊に書かれたおむすびメニューが壁一面に飾られており、その数およそ30種類。手頃な「梅干し」から高級食材の「うに」まで、中には「こはだ」や「マグロ(漬け)」など、まるで寿司屋を思わせるような珍しい具材もあり、見ているだけで心が躍ります。今回注文したのは「川のり(四万十川)」、「チャンジャ」、「梅干し」の三種類。目の前には寿司ゲタが置かれ、彩り豊かでおいしそうなおむすびが並びます。定番の梅干しを一口頬張ると、海苔とご飯、そして具材のバランスが絶妙で、しみじみと深い味わいが口いっぱいに広がります。チャンジャのおむすびは初めての体験でしたが、これもまた格別の美味しさ。まるで韓国の風が吹き抜けるかのようなエキゾチックな風味が印象的でした。ちなみにゴローさんは、「うに」「いか明太」「ねぎ味噌」「かずのこ」「しょうが」「あなご」「鮭」「たらこ」「マグロ(漬け)」「山椒」「川のり(四万十川)」と、驚きの計11個のおむすびを平らげたとのこと。改めてその食欲には脱帽です。