山歩きの締めくくりにぴったりの一杯「Ankï Ale」が新登場





登山を楽しむ人々に向けて、山歩きを終えた後のひとときをより豊かに彩る特別なビールが誕生しました。ライフスタイルマガジン「ランドネ」と八ヶ岳の麓に位置するブルワリー「8 Peaks BREWING」が協力し、共同で開発したオリジナルエール「Ankï Ale(アンキエール)」が遂に完成し、10月10日より市場に投入されます。
このビールの開発は、山を愛する人々の声から始まりました。具体的には、「ランドネ」の読者を対象としたアンケート調査が実施され、味の好み、香りの傾向、アルコール度数に関する意見などが幅広く集められました。その貴重なフィードバックを基に、「8 Peaks BREWING」が3種類の試作品を丹念に醸造。その後、「Mt.ランドネ」会員を招いた試飲会を経て、下山後の心地よい疲労感や達成感を考慮し、最も適した味わいが選ばれました。製造を担当したブルワーの齋藤由馬氏自身も登山愛好家であり、その経験がこの一杯に深い思いを込めています。
「Ankï Ale」は、イギリス発祥の「ビター」というビールスタイルを採用しています。一般的に「ビター」という言葉から苦いビールを連想しがちですが、このスタイルはイギリスのパブで長く親しまれてきた、軽やかで飲みやすいエールを指します。現在の基準で見ると、IPAなどに比べて苦味は穏やかで、ブルワーは「下山後の電車の中で、地元のスイーツや残った行動食と一緒に楽しめる、紅茶のようなビール」を目指したと語っています。この独特の風味を出すために、ホップにはイギリスで古くから使われている「イースト・ケント・ゴールディングス」のみを使用。アルコール度数は4.5%と控えめに設定されており、普段あまりお酒を飲まない方や、山登りの後に軽く楽しみたい方にも最適です。
ビールの名前「Ankï(あんき)」は、長野県の方言で「のんびり」「ゆっくり」「ほっとする」といった意味合いを持つ言葉です。山での活動を終え、肩の力を抜いてくつろぐ帰路の時間にぴったりな、この名前に込められた思いがビールの味わいにも反映されています。ブルワーによると、このビールはキンキンに冷やすよりも、約8℃の状態で飲むのが最も美味しく、飲み始めから徐々に温度が上がるにつれて、豊かな香りがふわりと立ち上ってくるのが特徴だと言います。移ろいゆく香りの変化をゆっくりと味わうことで、まさに「あんき」なひとときを堪能できるでしょう。