日台観光サミット、苗栗宣言で交流深化を合意

日台が手を取り、新たな観光の未来へ
「日台観光サミットin苗栗」の盛況な開催
2026年5月28日から31日にかけて、台湾北西部の景勝地である苗栗県において、「日台観光サミットin苗栗」が盛大に開催されました。このイベントは、日本と台湾の観光振興を担う両国の主要団体、すなわち日台観光推進協議会と台日観光推進協議会が共同で主催したもので、両地域の観光関係者約200名が参加しました。
交流深化に向けた「苗栗宣言」の採択
サミットでは、「ゆっくり、深く、ともに高め合う観光へ―日台観光の新たな未来を目指して」という壮大なテーマのもと、今後の双方向での観光交流のあり方について活発な議論が交わされました。その結果、両者が共通の目標と行動指針を定めた「日台観光サミット 苗栗宣言」が採択されるに至りました。日本からは約90名の代表団が参加し、この重要な合意形成に貢献しました。
持続可能な観光と地方創生への注力
「苗栗宣言」では、具体的な施策として、環境や地域社会に配慮した持続可能性を重視する観光の推進が挙げられています。また、地方の活性化を図るため、各地域の特色を活かした独自の魅力を発信すること、そして多様なテーマを持つ旅行商品の開発を促進することで合意しました。これにより、画一的ではない、地域に根差した魅力的な観光体験が提供されることが期待されます。
「一程多站」戦略による国際市場の開拓
さらに、より包括的な相互交流を実現するため、「一程多站(一度の旅行で複数の国を巡る周遊型観光)」というコンセプトが軸に据えられました。これは、世界中の遠距離市場からの旅行者を誘致し、日本と台湾双方に滞在してもらうことを目指すものです。この戦略を通じて、両地域の観光産業は新たな顧客層を開拓し、国際的な存在感を高めることを目指します。
次期サミットは日本の宮崎県で開催
今回の成功を受けて、次回の「日台観光サミット」は2027年に日本の宮崎県で開催されることが決定しました。これにより、日台間の観光交流は継続的に発展していくことが確実視されており、両地域の友好関係と経済的繁栄にさらなる貢献が期待されます。