れじゃーたいむ

淡路島で美食と温泉を堪能する:隠れ家的民宿「ふじ本」の魅力

淡路島の静かな山腹に位置する「料理民宿 ふじ本」は、地の食材を活かした料理を手頃な価格で提供し、多くのリピーターを惹きつけています。この宿を営む藤本大輔氏は、淡路島名物の真鯛が春には「桜鯛」、秋には「紅葉鯛」として旬を迎えることを教えてくれました。脂がのった絶品の鯛を豪快に楽しめる「宝楽焼」は、訪れる人々にとって忘れられない味となるでしょう。大阪での会社員生活を経て、約40年前にご自身の父親が開業したこの宿は、大鳴門橋から車でわずか6分の場所にあり、食にこだわる大人たちを中心に人気を集めています。

この宿では、お客様の様々な好みに応えるため、四つの異なるコースが用意されています。中心となるAコースでは、新鮮な真鯛の宝楽焼と活造りを堪能できる海鮮会席が楽しめます。さらに、アワビの踊り焼きや淡路牛の陶板焼きが加わるBコースからDコースまで、選択肢は多岐にわたります。特に夏の時期には、薄造り、天ぷら、湯引き、すき鍋で「べっぴん鱧」を味わい尽くせる「ハモフルコースプラン」も提供され、肉料理がお好みの方には「淡路牛しゃぶしゃぶプラン」がおすすめです。館内には快適な和室が完備されており、テレビや冷蔵庫、金庫、お茶セットなど、旅館に匹敵する充実した設備でゆったりと過ごせます。

夕食の時間になると、個室の食事処で周りを気にせず美食を堪能できます。三種類の前菜、鮮度抜群の鯛の活造り、そしてメインの宝楽焼が次々と運ばれてきます。特製の那智黒石を用いた宝楽焼は、魚介類と野菜がふっくらと蒸し焼きにされ、音と香りが食欲を刺激します。脂の乗った紅葉鯛、濃厚な大貝、香ばしいサザエ、プリプリの大エビ、そして甘いトウモロコシが贅沢に盛り込まれ、その味わいは格別です。他にも、揚げたての天ぷら、身が引き締まった鯛のあら炊き、ご飯、香物、そして島内人気店のアイスクリームがデザートとして供されます。食後は潮崎温泉で日頃の疲れを癒し、翌朝には地元の干物屋から仕入れた肉厚なアジの干物を中心とした和定食で、淡路島の海の恵みを改めて実感し、心身ともに満たされて帰路につくことでしょう。

「料理民宿 ふじ本」での滞在は、単なる宿泊に留まらず、淡路島の豊かな食文化、温かいおもてなし、そして心身を癒す自然の恵みを体験できる貴重な機会です。地元の食材が持つ本来の美味しさを最大限に引き出した料理は、食の喜びを深く感じさせ、訪れる人々に活力と感動を与えます。この宿での体験は、日常に新たな発見と豊かな彩りを添え、明日への活力を育むことでしょう。

白浜キーテラスホテルシーモア:無限の温泉体験と地域共生

和歌山県の関西有数のリゾート地、白浜温泉に位置する「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」は、壮大な自然と一体化するような「インフィニティ温泉」を特徴とし、幅広い年代の旅行者に人気を博しています。かつて賑わったレジャー施設が2018年に大規模改修を経て生まれ変わり、「紀伊の国を照らす存在でありたい」という願いを込めて「キーテラス」と名付けられました。このホテルは、宿泊客だけでなく地域住民も気軽に利用できる、地域共生型の先進的なリゾートとして機能しており、スタイリッシュなロビーの一角には人気のベーカリーカフェが設けられ、焼きたてのパンを求めて多くの人々が訪れます。さらに、館内には最新設備を備えた本格的なフィットネスジムも併設されており、仕事と休暇を両立させる「ワーケーション」の場としても活用されています。旅行者と地元の人々が自然に交流する、南国特有の開放的な雰囲気が、訪れる人々に心地よい時間を提供しています。

このホテルの最大の魅力は、太平洋を一望できる広大な温泉施設にあります。地下に広がる「波の湯」と「海の湯」では、磯の香りが漂う源泉「砿湯2号」を心ゆくまで味わうことができます。さらに下の階層へ進むと、海へと続くようなダイナミックな景観が広がる露天風呂「三段の湯」が現れます。浴槽から溢れ出す源泉は、『万葉集』にも詠まれた歴史ある「行幸源泉」であり、二つの名湯を一度に満喫できる贅沢な体験が可能です。湯船に浸かると、海面と温泉が溶け合うような「インフィニティビュー」が目の前に広がり、まるで湯船が太平洋に浮かんでいるかのような感覚に包まれます。視界の端から端へと白い船が行き交う様子を眺めながら、至福のひとときを過ごすことができます。刻々と表情を変える海の景色は、これだけにとどまりません。1階のテラスには長さ30メートルの「インフィニティ足湯」が設けられており、そこから見渡す太平洋もまた圧巻です。さらに、テラスの先に広がる「インフィニティプール」も、海と一体となるように設計されており、水泳を楽しみながら自然と調和する格別の体験を提供します。特に夕日が水平線に沈む時間帯は、その美しさが際立ち、訪れる人々を魅了します。

「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」は、ただの宿泊施設に留まらず、地域の魅力を再発見し、訪れる人々に新たな価値を提供する場所です。壮大な自然の中で心身を癒し、地域との繋がりを感じられるこのホテルは、現代のライフスタイルに合わせた多様な過ごし方を提案しています。海と空が織りなす絶景、歴史ある温泉、そして人と人との温かい交流が、忘れられない旅の記憶を刻んでくれることでしょう。日々の喧騒から離れ、雄大な自然の中で自己を解放する、そんな豊かな時間を提供してくれる場所です。

もっと見る

古都と故郷を巡る旅:京都から福井への夏の思い出

東京出身の筆者が、夏休みに福井にある母の実家へ帰省する際、京都での観光も合わせて満喫した旅の記録です。レトロな雰囲気の喫茶店で朝食を楽しみ、京うどんを堪能し、南禅寺や平安神宮といった歴史ある場所を巡りました。その後、福井へと移動し、家族との温かい時間を過ごしながら、雄大な日本海の景色が広がる雄島や、特産品を味わえる道の駅を訪れました。さらに、福井県立恐竜博物館や永平寺を訪れ、福井の魅力を再発見した、充実した夏の旅行体験が綴られています。

この旅の始まりは、東京を深夜に出発し、車中泊を挟んで京都での一日観光からでした。まず訪れたのは、京都東インターチェンジ近くの「マリ亞ンヌ」という昭和レトロな喫茶店。朝9時頃に到着し、シナモントーストとブレンドコーヒーで目覚めの一杯を楽しみました。店内は地元の人々で賑わい、懐かしい雰囲気の中で優雅なモーニングタイムを過ごしました。

昼食には、これまで経験したことのなかった京うどんを味わうことに。人気の「山元麺蔵」では、テイクアウト店舗の2階席で夏限定の「みぞれ弁当」を注文。薄味のイメージを覆すしっかりとした出汁の味と、つるつるでコシのある麺に感動しました。特に土ゴボウ天ぷらの香ばしさとカリッとした食感は絶妙でした。食後は、琵琶湖疏水の一部である水路閣も楽しめる南禅寺を散策し、その歴史的建造物とインフラの融合に感銘を受けました。続いて、平安京の朝堂院を模して作られた美しい庭園を持つ平安神宮を訪れ、古の人々の生活に思いを馳せました。夕食は、さっぱりとした醤油ラーメンが特徴の「天」で、懐かしい味わいを満喫しました。

京都での観光を終え、車で約3時間かけて福井の実家へと向かいました。お盆の帰省には妹とその5歳の甥っ子も来ており、流しそうめんや手持ち花火など、夏らしい遊びを存分に楽しみ、家族との絆を深めました。旅の途中、テレビで心霊スポットとして紹介されていた雄島を散策。実際には植物の生命力に満ちた絶景の地であり、日本海の壮大な景色を堪能しました。また、道の駅「三里浜」で福井名物のらっきょうを使ったカレーライスとらっきょうラーメンを味わい、その意外な美味しさに驚きました。

最終日は、夫が未体験だった福井県立恐竜博物館と永平寺を訪れました。恐竜博物館では、事前のオンライン予約と時間指定入場により混雑緩和が図られていましたが、それでも多くの来場者で賑わっていました。3度目の訪問となる筆者は、恐竜だけでなく地球のロマンを感じられる展示内容に改めて魅了されました。特に企画展「竜脚類~大地を揺るがした地上最大の生き物~」は非常に興味深く、実物大の大きさと恐竜の進化を学ぶ良い機会となりました。昼食は、地元のそば処「天心」で、福井名物のおろしそばとソースカツ丼のセットを注文。薄衣でサクサクに揚がったカツと甘めのそばつゆが絶妙なハーモニーを奏で、福井の食文化を存分に味わいました。その後、曹洞宗の大本山である永平寺へ。厳かな雰囲気の中で心を落ち着かせ、敬意を持って参拝しました。自然豊かな福井県は、海の幸や温泉など、観光地としての魅力がますます高まっていることを実感し、今回の旅は古都京都の文化と故郷福井の自然を両方満喫できる、素晴らしい夏の思い出となりました。

もっと見る