神戸から小豆島へ「あおい」に乗る優雅な船旅:瀬戸内の魅力満喫





2022年に就航した「あおい」は、神戸と小豆島を結ぶジャンボフェリーの最新鋭船です。船内は「瀬戸内海に浮かぶテラスリゾート」をコンセプトに、移動時間を贅沢に楽しむための工夫が随所に凝らされています。乗船客は、開放的なロビーで自動演奏されるピアノの音色に包まれながら、神戸から小豆島までの約3時間20分の船旅を、出港前から非日常の気分で満喫することができます。船内には、見渡す限りの海を一望できる「光のテラス」、潮風を肌で感じる「風のテラス」、そして海を眺めながら足湯に浸かれる「海のテラス」といった趣の異なるプレミアエリアが設けられ、瀬戸内海の豊かな自然と一体となるような体験を提供しています。
「あおい」の旅は、午前8時15分に神戸港を出発します。船は出発からおよそ1時間で、雄大な明石海峡大橋の下を通過します。この時、展望デッキにある「空のテラス」に立てば、間近に見上げる大橋の迫力に、日頃の小さな悩みも忘れ去るほどの感動を覚えるでしょう。また、船内では瀬戸内ならではの食材、特にオリーブやレモンをふんだんに使用したオリジナルのうどんなど、地域の特色を活かした美食も楽しむことができます。これらの船内グルメは、旅の醍醐味の一つとして、乗船客の五感を刺激します。
小豆島には昼前に坂手港に到着し、そこからオリーブバスに乗り換えて約20分で、「道の駅 小豆島オリーブ公園」内に位置する宿泊施設「オリベックスうちのみ」へ向かいます。バスの車窓からは、のどかな海岸線が広がり、到着すると目の前には島最大のオリーブビーチが広がります。道の駅では、散策を楽しんだり、ただぼんやりと海を眺めたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。青い空と穏やかな海の眺めは、まるで自分だけのプライベート空間のようです。小豆島は醤油づくりでも知られており、翌日には港近くのマルキン醤油記念館を訪れるのもおすすめです。
ジャンボフェリーは、「あおい」の他にも、神戸~高松、高松~小豆島といった航路を運航しており、レトロな雰囲気が人気の「りつりん2」も活躍しています。「りつりん2」には、男性用の浴室が充実しており、本格的なフィンランド式のサウナも楽しめます。また、天候に恵まれれば、深夜便では満天の星空を船上から眺めるという、他では味わえないロマンチックな体験も可能です。
この船旅は、単なる移動手段としてだけでなく、目的地へ向かう過程そのものが旅の目的となるような、豊かな体験を提供します。瀬戸内海の美しい景色、船内での快適な設備、そして地域ならではの食文化に触れることで、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。