神楽坂に誕生した手打ち蕎麦と日本料理の新星「白路」








2026年9月、東京・神楽坂の地に、手打ち蕎麦と日本料理を融合させた新店「白路(しろ)」がその扉を開きました。長年の研鑽を積んだ店主の佐藤航輔氏が提供するのは、日本の豊かな四季を感じさせる繊細な料理の数々。食通たちから早くも高い評価を得ており、多くの注目を集めています。
この新店の料理長である佐藤航輔氏は、福島県いわき市にルーツを持ちます。高校卒業後、伊豆の老舗旅館「あさば」で10年間の修行を積み、日本料理の基礎を築きました。その後上京し、「銀座 矢部」での経験を経て、系列店である「花園町大木戸矢部」で12年間料理長を務め、その腕を磨き上げました。さらに、「銀座 流石 琳」や期間限定のレストラン「Ode」の日本料理部門責任者を歴任し、満を持して自身の店「白路」をオープンするに至りました。独立への思いは、海外からの出店要請や料理長としての誘いを通じて、ますます強くなっていったといいます。
店の場所を探すにあたり、佐藤氏は以前勤めていた「花園町大木戸矢部」の常連客が訪れやすい新宿区周辺に絞っていました。その中で、神楽坂が持つ浅草のような下町情緒と花街の風情、そして西洋文化が融合した独特の雰囲気に魅力を感じ、この地での開業を決断しました。異国情緒あふれる建物が目印となり、訪れる人々を温かく迎え入れます。
夜の献立は、厳選された「季節のおまかせコース」18,000円(税込)のみで構成されています。日本各地から取り寄せた新鮮な魚介と、栃木県産の有機野菜をはじめとする旬の食材を惜しみなく使用。食材本来の風味を最大限に引き出すため、アク抜きや下茹でを最小限に抑え、それぞれの持つ渋みや苦味までも旨味として活かす独特の調理法が特徴です。
コースの締めくくりには、丁寧に手打ちされた十割蕎麦が供されます。噛みしめるごとに広がる穀物の豊かな甘みが、季節ごとの桜海老、鴨肉、天然キノコ、山菜といった旬の具材と見事に調和し、至福の味わいをもたらします。
ランチ営業は、週末や祝日を中心に不定期で行われています。天ぷら重、鴨つけ蕎麦、鯛茶漬けなど、昼ならではの趣向を凝らした料理が楽しめます。最新の営業情報やメニューの詳細は、店の公式インスタグラムで確認することができます。
店内は、イタリアの街並みをイメージした瀟洒な外観との調和を考え、ナチュラルモダンなデザインで統一されています。手前のテーブル席6席と奥のカウンター席4席は、それぞれ壁で仕切られており、プライベート感を重視した空間が提供されています。これにより、周囲を気にすることなく、大切な人との食事や会話をゆっくりと楽しむことができます。「白路」は、上質な日本料理を堪能し、忘れられないひとときを過ごすのに最適な場所となるでしょう。