米国観光誘致、新たな戦略で世界へアピール

ブランドUSAは、フロリダ州フォートローダーデールで開催された「IPW」という旅行業界のイベントで、国外からの旅行客を対象とした二つの新しいプロモーション策を発表しました。2026年には、アメリカ建国250周年、FIFAワールドカップ、そして「ルート66」の100周年といった数々のビッグイベントが予定されており、これらの機会を最大限に活かし、旅行者の懸念を払拭しつつ、アメリカの魅力を世界に伝えることに重点を置いています。
最初の取り組みは、アメリカへの入国手続きに関する公式かつ正確な情報を提供することです。多くの旅行者が抱えるビザ申請要件や入国審査プロセスに関する誤解を解消し、安心してアメリカを訪れることができるよう、「Get Facts. Get Going.」と題した特設ウェブページを開設しました。このページでは、ビザ要件、入国審査の手順、ESTA申請時の注意事項などがまとめられています。さらに、米国税関・国境警備局(CBP)と協力し、モバイル・パスポート・コントロール(MPC)やグローバルエントリーといった事前入国審査プログラムの利用を促進し、スムーズな入国体験を推進しています。二つ目の戦略は、「アメリカン・オリジナルズ」と称するコンテンツプロモーションで、アメリカの多様な文化、歴史、そして地域に根ざした物語に焦点を当てています。特設ページでは、メンフィスの音楽遺産、モニュメントバレーが映画に与えた影響、テキサスバーベキューの伝統、ニューヨークの活気あるライブエンターテインメントなど、各地の特色をドキュメンタリー映像や記事で紹介しています。このコンテンツは2027年以降も継続的に拡充され、最新の旅行トレンドに合わせた情報が発信される予定です。
ブランドUSAのプレジデント兼CEOであるフレッド・ディクソン氏は、渡航に関する誤情報に積極的に対処すると同時に、魅力的なストーリーテリングを通じて旅行者の探求心を刺激し、アメリカが全ての海外からの訪問者を心から歓迎しているというメッセージを明確に発信していくと述べています。これらの新しい施策は、アメリカが世界に対して開かれた魅力的な目的地であることを再認識させ、観光業界の活性化に大きく貢献することでしょう。私たちは、この素晴らしい国が持つ無限の可能性と多様な文化に触れることで、人々の心に深い感動と新たな発見をもたらす旅の機会を創造していくことに期待を寄せています。