若者の海外渡航促進へ新戦略:人気グループを起用し、安全な旅を呼びかけ

日本旅行業協会(JATA)は、若年層の海外渡航を奨励するため、産学官連携の「渋谷未来デザイン」が主導する「GO GLOBAL PROJECT」と協力し、新たな啓発活動を開始しました。このプロジェクトには、世界的に活躍し、若い世代から絶大な支持を得ているダンスボーカルグループ「新しい学校のリーダーズ」がアンバサダーとして参加しています。彼らの影響力を通じて、若者たちが世界へ一歩踏み出すきっかけを創出することを目的としています。
この取り組みは、パスポート申請手数料の減額と同時に、2026年7月1日から同年9月30日までの期間で実施されます。全国のJATA加盟旅行会社に対し、プロモーション映像が提供され、海外旅行商品の販売促進に活用されます。さらに、JATAが運営する特設ウェブサイト「もっと!海外へ」でも、このキャンペーンに関する詳細情報が公開されています。この映像は外務省と観光庁の協力のもと制作され、旅の安全確保に不可欠な「たびレジ」への登録や、海外旅行傷害保険への加入などを推奨し、官民一体となった安全な渡航支援策を広く周知する内容となっています。「新しい学校のリーダーズ」のメンバーたちは、自身の海外での体験談を交えながら、国際交流の魅力を伝えています。
このキャンペーンが実施される背景には、日本のパスポート保有率が約18%と低い水準にあり、若者の海外旅行離れが将来的な国際競争力に悪影響を及ぼす可能性が懸念されていることがあります。JATAは、2025年10月に渋谷未来デザインとパートナーシップ協定を結び、次世代の国際的な視野を育むための多様なアプローチを模索してきました。今回の活動を通じて、海外渡航の魅力を強力に発信し、2030年までに海外旅行者数を2000万人にするという目標達成への推進力としたい考えです。
この画期的なプロジェクトは、若い世代がグローバルな視点を持ち、積極的に海外へ挑戦することを後押しします。パスポート費用の軽減と人気アーティストの協力を得て、安全で魅力的な海外旅行の機会が提供されることで、日本の若者たちが世界で活躍するための基盤が築かれることが期待されます。