ごくじょうたいけん

軽井沢の新たな魅力:森に囲まれた極上リゾート「グランディスタイル 旧軽井沢」

軽井沢の宿泊施設は、時代の流れとともに多様な進化を遂げています。新たな施設が続々と開業する中、別荘としての利用も可能なホテルや、長年愛され続けている伝統的な宿も存在し、訪れる人々に多彩な選択肢を提供しています。今回、特に注目したいのは、所有という新たな概念を導入したホテル、「グランディスタイル 旧軽井沢 ホテル&リゾート」です。

この施設は、旧軽井沢銀座の活気ある通りから少し奥まった場所にありながら、その背後には豊かな森が広がり、訪れる人々に静寂と贅沢な時間を提供します。客室の窓からは緑豊かな自然が望め、小鳥のさえずりが耳に心地よく響き渡ります。街歩きを楽しんだ後には、木々に抱かれるような安らぎの中で休息をとることができます。全ての客室には、広々としたインナーバルコニーとバイオエタノール暖炉が備え付けられており、バルコニーの扉を開けば、まるで森の中にいるかのような開放感を味わえるでしょう。さらに、北軽井沢・応桑温泉から運ばれた湯を満たした大浴場や、ドライサウナ、スチームサウナ、そして森林浴を楽しめる「ととのい場」も完備されており、心ゆくまでリラックスできる空間が広がっています。「Glamorous(魅力的)」と「Day(一日)」を組み合わせた「GLAMDAY STYLE」というブランド名が示す通り、このホテルは「魅力的な一日」を過ごすための場所として、分譲ホテルやセカンドハウスといった新しいライフスタイルを提案しています。2025年に新たにオープンした全65室を擁するこのホテルは、軽井沢を訪れる際の新たな目的地となることでしょう。

この新しいスタイルのホテルは、軽井沢という場所が持つ既存の魅力を維持しつつ、現代のニーズに応える形で進化を遂げています。自然との共生、そして高品質な居住空間の提供を通じて、訪れる人々に心豊かな体験をもたらすことを目指しています。都市の喧騒から離れ、心身をリフレッシュしたいと願う人々にとって、軽井沢のこのような施設は、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。

本で紡ぐ真鶴の記憶:地域と文化を繋ぐ新しい書店の試み

神奈川県の小田原市と湯河原町を巡った後、筆者は豊かな生活感が息づく真鶴町の漁港に足を運びました。この地では、かつて失われた書店文化が、「真鶴出版」や「道草書店」といった独創的な取り組みによって再構築されています。本という媒体を通して、町の深い記憶が掘り起こされ、地域に新たな文化が創造される動きが生まれているのです。移住者が始めた「泊まれる出版社」は、訪問者が真鶴の日常に触れる機会を提供し、町の魅力を外部に発信する役割を担っています。また、高齢者の声に応えて誕生した移動書店「道草書店」は、地域の軽やかな特性を象徴しています。これらの書店は、ガイドブックには載らない町の温度感を伝える『真鶴手帖』のような書籍を提供し、町の歴史、産業、そして景観保護の指針である「美の基準」を未来へと繋ぐ大切な役割を果たしているのです。

真鶴の新たな文化拠点:本が織りなす町の物語

神奈川県真鶴町では、かつて書店が姿を消した時期がありましたが、近年、本を通じて町の記憶を紡ぎ直し、新たな文化を創造しようとする動きが活発になっています。その中心にあるのが、「真鶴出版」と「道草書店」です。

2015年、真鶴に移住した夫婦が始めた「真鶴出版」は、宿泊施設を兼ね備えたユニークな出版社です。訪問者はこの場所で一夜を過ごし、真鶴の住民と同じ生活リズムを体験することで、町の日常に深く触れることができます。この「泊まれる出版社」は、町の真髄を外部に伝える「出版」の新たな形を提唱しており、本を起点とした人々の多様な交流を生み出し、町の健全な循環を促しています。筆者はここで、真鶴町の歴史や産業、日々の営みが丁寧に編纂されたローカルブック『真鶴手帖』(2400円)を手に入れました。この手帖は、単なる店舗案内ではなく、坂道や路地の距離感をどのように捉えるべきかといった、町の読み解き方を教えてくれる貴重な一冊です。ページをめくるごとに、通り過ぎた風景が意味深い場所へと変わり、外部からの訪問者にとってこれほど心強い手引書はありません。「真鶴出版」は神奈川県足柄下郡真鶴町岩217に位置しています。

次に訪れたのは、岩海岸の近くに佇む「道草書店」です。2022年に開店したこの書店は、店主が高齢者からの「書店がなくて困っている」という声を聞いたことから生まれました。当初はトランクに本を積んで地域を巡る移動書店としてスタートした経緯が、真鶴の柔軟で軽やかな気風をよく表しています。店内には、ZINEのようなリトルプレスから地域の歴史書、そして文学作品まで、様々なジャンルの本が並べられています。これらの書籍は、一般的なジャンル分けではなく、日常生活の中での「気づき」という視点で配置されており、訪れる人々に新たな発見を提供します。さらに、「道草書店」の建物自体も、真鶴の景観を守るために1993年に制定された「真鶴町まちづくり条例 美の基準 Design Code」に基づいて改修されており、この町が大切にする歴史と文化への敬意が感じられます。

真鶴町におけるこれらの書店の存在は、単に本を売る場所以上の意味を持っています。それらは、失われつつある地域の記憶を呼び覚まし、新たな交流を生み出し、そして未来へと繋がる文化を育む、まさに町の心臓部と言えるでしょう。本という小さな媒体が、地域社会に大きな活力を与えている好例です。

本を媒介として、地域固有の文化や歴史を再認識し、それを未来へと繋いでいく真鶴町の取り組みは、現代社会において多くの示唆を与えてくれます。情報過多な時代だからこそ、地域に根差した物語や「土地の温度感」が持つ価値は高まっており、これらを丁寧に編纂し、人々に届けることの重要性を改めて感じさせられます。また、「泊まれる出版社」や移動書店という柔軟な発想は、地域活性化の新たなモデルとして、他の地域にも応用できる可能性を秘めているでしょう。真鶴の事例は、文化が地域コミュニティを活性化させ、住民と外部の人々が交流する豊かな土壌を育むことを証明しています。

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舘ひろし:76歳を迎えてなお輝くダンディズム、俳優生活50年の軌跡と哲学

76歳を迎える名優、舘ひろし氏の輝かしいキャリアと、その根底にある哲学を深く掘り下げます。50年にもわたる俳優人生で培われた"ミスター・ダンディ"としての魅力、若々しさの秘訣、そして共演者やスタッフへの敬意に満ちた仕事観に焦点を当て、彼の人間的魅力とプロフェッショナリズムを探求する記事です。

76歳にしてなお色褪せない「ミスター・ダンディ」の真髄

年齢を重ねても変わらぬ魅力の源泉

取材の場に現れた舘ひろし氏の存在感は圧倒的でした。鋭い眼差し、すらりとした鼻筋、魅力的な低音の声、そしてスーツを着こなす長い脚。76歳という年齢を感じさせない、その色気と渋さ、格好良さは周囲の目を釘付けにします。本人は「さすがに疲れてきていますし、体力も落ちています」と謙遜しますが、「永遠のミスター・ダンディ」としての輝きは健在です。運動はたまのゴルフ程度で、食事も特に制限せずジャンクフードも好むという彼が、なぜこれほど若々しく魅力的でいられるのでしょうか。その秘密は「異性から魅力的に見られたい」という気持ちにあると言います。この想いが自然と姿勢を正し、身だしなみへの意識を高めているのです。

50年のキャリアを支える「運」と「人間関係」

1976年に俳優としての第一歩を踏み出した舘ひろし氏は、2026年にはキャリア50年を迎えます。「50年も同じ道を歩んできたことに、自分でも驚きますね」と語る彼。50年前と比べれば、演技力や外見の変化はあるものの、役者としての根幹はデビュー当時と変わらないと述べます。「演技が特別に上手いわけではない私がこれほど長く続けられたのは、周囲の人々が常に声をかけてくださったおかげです。本当に運が良く、人との巡り合わせに恵まれた結果だと感じています。まさに『運だけで生きてきた俳優』ですね」と、彼は笑顔で話します。しかし、芸能界は運だけで50年も続けられるほど甘い世界ではありません。長年にわたり第一線で活躍し続ける彼の背景には、次々と幸運を引き寄せ、「また一緒に仕事をしたい」と思わせる彼自身の魅力があるからこそです。「どうなのでしょうか。私自身はよく分かりません。あれこれ深く考えず、流れに身を任せていたら、いつの間にか50年が経っていました。ただ、スタッフとの関係は大切にしてきたつもりです。私は、主演俳優が作品全体を引っ張るという感覚を全く持っていません。俳優も、作品を創り上げる役割の一つであり、スタッフの皆さんと共に作り上げるものだと考えています。だからこそ、当然ながらスタッフや共演者の方々を深く尊重し、現場が常に楽しい雰囲気になるように、皆の間を取り持つのが私の役割だと感じています」。彼が相手を敬意をもって接する姿勢は、インタビュー中にも随所に垣間見えました。誰に対しても丁寧な言葉遣いで、相手の目を真っ直ぐに見つめ、真摯に答えます。それでいて、相手に緊張を与えることなく、常に穏やかな微笑みを浮かべ、時にはユーモアを交えながら、その場の空気を和やかにします。このような振る舞いは、英国文化を愛した祖父から「紳士であれ」と教えられて育った影響もあるのかもしれません。

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