長野県戸狩温泉スキー場、富裕層向け会員制スノーリゾート「THE CLUB TOGARI」を開業

長野県飯山市に位置する戸狩温泉スキー場が、2026年のウィンターシーズンから、新たなコンセプトの会員制スノーリゾート「THE CLUB TOGARI」として生まれ変わります。この大規模な変革は、地域が持つ独自の魅力とコミュニティの力を最大限に活かし、人々と資金が地域内で循環する持続可能な経済基盤を確立することを目的としています。単なるスキー場の枠を超え、地域全体で価値を創出する「地域共創型スノーリゾート」を目指すプロジェクトとして注目を集めています。
「THE CLUB TOGARI」は、その名の通り、特別な会員だけが利用できる豪華なサービスを提供します。専用に整備されたゲレンデはもちろんのこと、スキー場に直接アクセスできるプライベートな別荘「ゲレンデハウス」の購入権が目玉の一つです。さらに、会員専用の駐車場、そして飯山駅からゲレンデまでの移動をスムーズにする専用ハイヤーによる送迎サービスなど、至れり尽くせりの待遇が用意されています。施設内のクラブハウスに併設されるレストランでは、金谷ホテル観光グループが監修する上質な料理を堪能でき、会員の滞在体験を一層豊かなものにします。
この画期的なリゾートへの期待は非常に高く、2026年1月に販売が開始された第一期会員権は、わずか14日間で限定40枠がすべて完売するという驚異的な人気ぶりを見せました。これらの会員権は、税抜き2040万円という価格設定でしたが、その価値が認められた形です。この成功を受け、第二期会員権の募集も決定しており、2026年12月16日から60枠が2500万円(税込み)で提供される予定です。富裕層を中心に、特別な冬の体験を求める人々からの強い需要が伺えます。
戸狩温泉スキー場が推進するこのプロジェクトは、地域活性化の新たなモデルとして期待されています。既存の観光資源を単に活用するだけでなく、上質なサービスと排他的な体験を提供することで、高付加価値な観光デスティネーションへと変貌を遂げようとしています。これは、過疎化や経済停滞に悩む地方にとって、持続可能な発展を可能にする新たな道筋を示すものとなるでしょう。豪華な施設とサービスを通じて、地域に新たな賑わいと経済効果をもたらすことが期待されています。