関田誠大選手のファッション哲学:ヴィンテージ愛と自己表現




バレーボール日本代表の司令塔、関田誠大選手は、その卓越した競技能力だけでなく、個性的なファッションセンスでも多くの注目を集めています。彼のスタイルは、「自分が心から好きだと感じる服を身につける」という、アスリートらしい揺るぎない信念に基づいています。ヴィンテージファッションの世界に深く傾倒し、特にアメリカンヴィンテージアイテムをこよなく愛する彼の装いは、単なる流行に流されない、強い個性を放っています。コートでの的確な判断力と、私服選びにおける独自の感性が融合し、関田選手ならではの魅力的なファッションスタイルを確立しているのです。
バレーボール日本代表セッター、関田誠大のヴィンテージ愛とファッション哲学
1993年生まれ、東京都出身のバレーボール選手、関田誠大は、東洋高校時代から頭角を現し、1年生でセッターのレギュラーを獲得。2010年には春高バレーでチームを優勝に導きました。中央大学では主将として活躍し、第68回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学選手権大会で最優秀選手賞を受賞。卒業後はパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に入団後、堺ブレイザーズでプレイ。2021年にはポーランド1部リーグのクプルム・ルビンへ移籍し、翌年はジェイテクト スティングス愛知で活躍。2025年にはサントリーサンバーズ大阪への移籍が決定しています。日本代表としては2016年に初選出されて以来、数々の国際大会でその才能を発揮し、2024年のパリ五輪では全試合にスタメン出場し、チームのベスト8進出に大きく貢献しました。
そんな関田選手の私服の基盤となっているのは、深い愛情を注ぐ古着です。特にデニムへの愛着がヴィンテージの世界へ足を踏み入れるきっかけとなりました。「元々デニムが好きで、レプリカや復刻モデルを着用していたのですが、やがてオリジナルの魅力に惹かれ、古着を深く探求するようになりました。シーズン中はなかなか店舗を訪れる機会がないため、SNSなどを通じて情報収集しています。デニムだけでなく、ミリタリー系のアイテムなど、主にアメリカンヴィンテージを好んで集めています」と彼は語ります。
コート上では、チームの司令塔であるセッターとして、メンバー一人ひとりのコンディションを把握し、最高のパフォーマンスを引き出す役割を担っています。この観察眼は、彼のファッションにも影響を与えているようです。「普段から周りの人を観察し、その着こなしを参考にすることもあります(笑)。しかし、洋服を選ぶ上で最も重視しているのは、何よりも『自分が心から好きだと感じる服』であること。その中で、自分に似合うものがあれば良いと思っています」と、彼自身のファッション哲学を明かしました。
関田誠大選手のファッションは、彼の競技人生と同じく、確固たる信念と自己表現が融合したものです。流行に流されず、自身の「好き」を追求する姿勢は、多くの人に共感とインスピレーションを与えます。ヴィンテージという普遍的な価値を持つアイテムを取り入れながらも、それを自分らしいスタイルに昇華させる彼のセンスは、アスリートとしての強さと、一人の人間としての豊かな感性を映し出しています。彼のファッションからは、個性を大切にし、自分らしく生きることの喜びが伝わってきます。