「顱息」ツボ押しで耳と頭の不調を解消!




私たちの日常生活には、様々な身体の不調がつきものです。そんな時に役立つのが、東洋医学に伝わる「ツボ押し」。中医学のエキスパートである鍼灸師、兵頭明先生が提唱する、手軽に実践できるツボ押し習慣が注目されています。健康の基盤を築き、日々の悩みを解決するために、たった1日1分のツボ押しを生活に取り入れてみませんか。
今回ご紹介するのは、「三焦経」に属する「顱息(ろそく)」というツボです。このツボの名前は、「顱」が頭部を、「息」が休息や中止を意味することから来ており、頭痛や小児の驚癇(けいれんや意識障害)といった症状の緩和・停止に効果があるとされています。具体的には、耳の付け根にある翳風(えいふう)と角孫(かくそん)を結ぶ線上で、角孫から約3分の1の位置に存在します。刺激する際は、中指の腹を顱息に当て、垂直に5呼吸ほど押すことを左右同時に3回繰り返します。より強い刺激が必要な場合は、押しながら指を回すのも良いでしょう。
顱息の効能は多岐にわたります。頭部の気血の流れを促進することで、頭痛を和らげる効果が期待できます。また、三焦経が耳の内部に深く関わっているため、耳鳴りや難聴、耳の痛みといった耳の症状全般にも有効です。さらに、けいれんを鎮める鎮痙作用や、驚きや恐怖による感情の動揺を抑える鎮驚作用も持ち合わせており、小児のけいれんやひきつけの症状軽減にも役立ちます。
日々のツボ押し習慣は、単なる身体の不調改善に留まらず、自身の健康に対する意識を高める素晴らしい機会となります。身体が本来持つ治癒力を引き出し、心身のバランスを整えることで、より充実した毎日を送ることができるでしょう。今日からあなたもツボ押しを始め、活力に満ちた生活を手に入れてください。