2026年上半期、注目すべきライフスタイル・趣味部門のベストカー3選






2026年上半期、「ライフスタイル・趣味」カテゴリーにおいて、特に注目される3つの車両が選出されました。これらは、日常使いの快適性からアウトドアでの走破性、そして環境性能まで、多岐にわたるドライバーの要求に応える革新的なモデルです。日本市場で主流のハイブリッド車に加え、電気自動車(BEV)の静粛性や加速性能、そして環境への配慮が高く評価され、今後の自動車業界の成長を牽引する存在として期待されています。これらの車両は、人気のSUVセグメントにおいても新たな潮流を生み出し、消費者の選択肢を広げています。
大賞に輝いたのは、9年ぶりに全面的なモデルチェンジを果たしたMAZDA「CX-5」です。この改良型CX-5は、その洗練されたスタイルに加え、室内空間の広がりと安全装備の強化が特筆されます。モータージャーナリストの島﨑七生人氏は、その外観がこれまでのコンセプトを維持しつつも、試乗してみると全ての要素が絶妙なバランスで進化していると評価しました。特に、新設計されたサスペンションシステムは、低速域からの快適な乗り心地を実現し、ドライバーに深い満足感を与えています。価格は330万円からとなっており、高級感と実用性を兼ね備えた内外装の仕上がりも魅力です。新開発の電子プラットフォームとGoogle搭載のインフォテインメントシステム、最先端の安全技術が導入され、利便性が大幅に向上しました。さらに、ホイールベースの延長により、後部座席の居住性が改善され、ゴルフバッグ4個を積載可能な466Lの広大な荷室容量も確保されています。
オールラウンド賞を獲得したMITSUBISHI「DELICA D:5」は、登場から19年という長きにわたり、その独自の存在感を確立してきました。その堅牢なボディと優れた足回りの組み合わせは、後発のモデルと比較しても全く引けを取らない実力を誇ります。今年1月には内外装のデザインが刷新され、力強さと洗練された質感がさらに高まりました。独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」と、ECO、NORMAL、GRAVEL、SNOWの4つのドライブモードを搭載しており、あらゆる路面状況に対応する最適な走行性能を提供します。ヒルディセントコントロール機能も備え、下り坂でも安定した車速を維持できるため、オフロード走行から日常使いまで、幅広いシーンで活躍する唯一無二のミニバンとして進化を続けています。価格は451万円から設定されています。
コンパクトEV賞を受賞したのは、SUZUKI初の量産電気自動車である「eVITARA」です。このモデルは、最先端のBEV技術とSUVの持つ力強い走破性を融合させた一台として注目されています。一回の充電で520kmから433kmという十分な走行距離を確保しており、実用性を重視した設計がなされています。島﨑氏も「EV特有の不便さを全く感じさせない」と評価しており、スマートで快適な運転体験を提供します。電動4WDシステム「ALLGRIP-e」と専用に開発されたプラットフォームの組み合わせにより、高い悪路走破性と優れた快適性を実現しています。また、安全性に優れるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの採用に加え、先進の予防安全機能も充実しており、コンパクトながらも妥協のない性能を備えています。価格は399万3000円からとなっています。
これらの受賞車両は、それぞれのカテゴリーで革新的な技術とユーザーニーズへの深い理解を示しており、日本の自動車市場におけるSUVとEVの進化を象徴するものです。MAZDA CX-5は快適性と実用性を、MITSUBISHI DELICA D:5は普遍的な走破性を、SUZUKI eVITARAは次世代の電動化を体現し、消費者に新たな選択肢と価値を提供しています。