2026年夏に登りたい山:読者アンケートに基づくトップ5



















2026年夏、あなたを待つ頂へ:絶景と感動の登山ランキング
夏山シーズンの幕開けと登山への期待
梅雨が明け、待ち望んだ夏山シーズンが始まります。この季節は、多くの登山愛好家が一年で最も活動的になる時期であり、かねてより憧れていた山々への挑戦を計画する人々で賑わいます。澄み切った空気と豊かな自然が、登山者の心を高揚させ、新たな冒険へと誘います。
登山愛好家たちが選んだ、夏のベストマウンテン
YAMA HACKは、毎年恒例の企画として、読者を対象に「この夏に登りたい山」に関するアンケートを実施しました。今年は121名から回答が寄せられ、合計58もの多様な山々が推薦されました。この結果から、特に人気の高かった上位5つの山をランキング形式で発表します。読者のみなさんがどのような山に魅力を感じ、どのような理由で選んだのか、その詳細を探っていきましょう。
読者投票による、夏の人気登山先トップ5
総勢121名の回答者から寄せられた声をもとに、夏の人気登山先ランキングのトップ5が決定しました。昨年と比較して、今年は秘境的な山や通好みの山が多数ランクインし、多様な登山スタイルが評価される傾向が見られます。中でも、不動の1位を獲得した山は、多くの登山愛好家にとって特別な存在であり続けています。各山の魅力と、選ばれた理由を詳しく紹介しますので、ぜひご覧ください。
【第5位】古来より信仰を集める「花と霊峰の山」
同率5位にランクインしたのは、石川県と岐阜県にまたがる白山(標高2,702m)です。この山は、古くから霊峰として崇められ、信仰の対象とされてきました。その一方で、ハクサンコザクラやハクサンイチゲなど、白山で初めて発見された高山植物が多数自生する「花の百名山」としても有名です。登山道では、季節ごとに異なる美しい花々が登山者の目を楽しませます。別当出合から室堂を経て主峰・御前峰を目指すルートが一般的で、日帰り登山も可能ですが、ゆっくりと花を鑑賞したい方や体力に不安のある方には、室堂での宿泊が推奨されます。登山者からは「一度も登ったことがないから」「日本三霊山最後の山だから」といった声が聞かれ、その神聖さと美しさへの憧れが伺えます。
【第5位】「天空の滑走路」を歩く、槍・穂高の絶景
同じく同率5位に選ばれたのは、岐阜県と富山県に広がる北アルプスの双六岳(標高2,860m)です。お椀を伏せたような独特の山容が特徴で、山頂からは槍ヶ岳や穂高連峰の壮大なパノラマを望むことができます。特に、平坦で広々とした稜線は「天空の滑走路」と称され、多くの登山者を魅了しています。新穂高温泉からわさび平小屋、鏡平山荘を経て双六小屋へと進み、山頂を目指す1泊2日のコースが人気です。「テント場からの景色に憧れている」「天空の滑走路を実際に見てみたい」といった声が寄せられ、その絶景への期待が感じられます。
【第5位】花と雪渓が織りなす、北アルプスの名峰
同率5位には、白馬岳(標高2,932m)もランクインしました。日本三大雪渓の一つである「白馬大雪渓」を登るコースは、全長3.5km、標高差600mにも及ぶ雪渓歩きが特徴で、ダイナミックな登山体験を提供します。周辺に広がる高山植物のお花畑も大きな魅力です。白馬岳へのルートは複数あり、栂池コースではロープウェイを利用して標高を稼ぎ、白馬大池周辺のお花畑や小蓮華山から白馬岳へ続く美しい稜線歩きを楽しむことができます。登山者からは「午年なので記念に」「昨年ピークハントできなかったからリベンジしたい」といったユニークな理由も聞かれました。
【第5位】ライチョウと信仰が宿る、立山の絶景
さらに同率5位には、富士山・白山と並ぶ「日本三霊山」の一つ、立山(最高峰:大汝山 3,015m)が選ばれました。雄山山頂には雄山神社峰本社が鎮座し、室堂周辺には美しいみくりが池やお花畑が広がり、国の特別天然記念物であるライチョウとの出会いも期待できる人気のスポットです。立山黒部アルペンルートを利用して室堂へアクセスし、一の越を経て雄山、大汝山を目指すルートが代表的で、初心者でも3000m峰に挑戦できる点が魅力です。「夏でも涼しそう」「初心者にも優しいと聞いた」といった声が寄せられ、その accessibility と景色の美しさが評価されています。
【第5位】南アルプスの優美な女王、仙丈ヶ岳
同率5位の最後は、南アルプスの仙丈ヶ岳(標高3,033m)、「南アルプスの女王」です。仙丈ヶ岳の特徴は、山頂付近に広がる藪沢カールや小仙丈カールといった複数の氷河地形です。これらのカールは、高山植物が豊富に自生し、お花畑や馬の背ヒュッテ周辺の美しい景観を作り出しています。北沢峠から小仙丈ヶ岳を経て山頂を目指すルートが一般的で、日帰り登山も可能ですが、仙丈小屋での宿泊を挟んで、カール地形をゆっくりと満喫するのもおすすめです。「山頂からの景色が綺麗」「高山植物を楽しみたい」といった理由が挙げられ、その美しさと多様な地形が登山者を惹きつけています。
【第4位】八方池に映る、白馬三山の絶景パノラマ
続いて第4位には6つの山がランクインし、その筆頭は北アルプス(後立山連峰)の唐松岳(標高2,696m)です。八方池に映し出される白馬三山の雄大な景色は、多くの登山者を魅了してやみません。稜線からは剱岳や立山連峰、さらには遠く富士山まで見渡せることもあり、初心者から中級者まで幅広い層に人気があります。八方アルペンラインのゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘へアクセスし、八方池を経て山頂を目指すのが一般的なコースです。標高を効率よく稼げるため、日帰り登山も可能で、北アルプス入門の山としても親しまれています。登山者からは「山仲間に誘われた」「八方池までは行ったことがあるので、その先に挑戦したい」といった声が寄せられています。