ANA、ロサンゼルス線就航40周年祝典:歴史と未来を繋ぐ感謝のイベント

大空へ、感謝を込めて:ANA国際線就航40周年、新たな歴史の幕開け
ANA国際線事業の幕開けと成長
ANAの国際線事業は、1986年3月3日の成田発グアム線から始まりました。その年7月16日には成田-ロサンゼルス線、同26日には成田-ワシントンD.C.線と、次々に新たな路線が開設され、今年で記念すべき40周年を迎えました。当初から着実にネットワークを拡大し、現在では世界40都市55路線を結ぶまでに成長。特に成田空港からは19都市19路線が運航されています。2024年末から2025年初頭にかけて、ミラノ、ストックホルム、イスタンブールといった新たな都市への羽田発路線が開設されるなど、その拡大は今後も続く見込みです。
ロサンゼルス線就航40周年記念イベントの様子
7月16日に成田空港で開催されたロサンゼルス線就航40周年記念イベントは、到着便の遅延により予定されていた式典は中止となりましたが、ターミナル全体は祝賀ムードに包まれました。40年前の搭乗ゲートを再現したフォトスポットが設置され、来場者を楽しませました。当時の制服を身につけたスタッフが温かく迎え、ANAのマスコットキャラクターである「そらっち」「うなりくん」「クウタン」も登場し、多くの人々で賑わいました。
歴代制服が彩るANAの歴史
ANAの制服は、その歴史を語る上で重要な要素です。現在の客室乗務員は10代目、グランドスタッフは7代目の制服を着用していますが、1986年当時には、芦田淳氏がデザインした真紅のダブルスーツ(4代目)がグランドスタッフの制服として採用されていました。ANAのコーポレートカラーであるブルーのイメージが強い中、1970年代には客室乗務員向けにイエローやオレンジを取り入れた制服も存在しました。また、グランドスタッフの制服においては、1972年から1990年にかけての2代目、3代目、4代目の冬服には、積極的にレッドが用いられており、色彩豊かな歴史が垣間見えます。
記念フライトの出発
記念イベントが開催されたこの日、ロサンゼルス行きのNH6便は、歴代の制服を着用したスタッフによる温かい見送りと横断幕に見守られながら、17時57分にゲートを離れました。215席の機内には198名の乗客と1名の幼児が搭乗し、40年の歴史を胸に、一路ロサンゼルスへと飛び立っていきました。このフライトは、単なる旅の始まりではなく、ANAの国際線が紡いできた歴史と、未来へと続く新たな章の象徴でもありました。