INI藤牧京介、故郷・長野の美食を再発見「47 Roots」プロジェクトで

ジョルジオ・アルマーニの美学が息づく東京・銀座の「アルマーニ/リストランテ」が、新たな美食プロジェクト「47 Roots」を始動しました。このプロジェクトは、日本の47都道府県を巡り、それぞれの地域の風土や食文化を料理で表現し、未来へと継承していくことを目的としています。INIのメンバーである藤牧京介氏が、第二章の舞台である故郷・長野県の食体験を通じて、自身の記憶と土地の魅力を重ね合わせました。
長野県は、四方を山々に囲まれ、寒暖差の大きい気候が特徴です。このような環境が、古くから発酵や保存の文化を育み、それが今も人々の暮らしに深く根付いています。藤牧氏にとって、野沢菜をはじめとする故郷の味や、家族と共に食卓を囲んだ温かい記憶が、長野の食文化と深く結びついています。この「47 Roots」プロジェクトの料理には、アルマーニが提唱する「LESS IS MORE(=引き算の美学)」という哲学が貫かれています。これは、それぞれの土地が持つ個性や生産者の情熱をイタリア料理の精神と融合させ、素材本来の風味を最大限に生かしたシンプルな一皿で表現することを意味します。
藤牧氏は今回の食体験について、「素材そのものの美味しさだけでなく、その背景にある物語まで感じることができました。知っているはずの故郷に、まだ知らなかった新しい表情を見つけた気がしました。余計なものを削ぎ落とし、本質を大切にする考え方は、自分が歌と向き合う姿勢にもどこか通じるものがあります」と語りました。エグゼクティブシェフの言葉や料理を通して語られる生産者の想い、そして土地ごとの暮らしに触れることで、藤牧氏にとって故郷を改めて見つめ直す貴重な機会となりました。
この「47 Roots “Nagano”」は、2026年9月13日まで提供される予定です。「アルマーニ/リストランテ」は東京都中央区銀座に位置し、ランチとディナーの両方で、19,000円と29,000円のコースが用意されています。
「47 Roots」プロジェクトは、単なる美食の提供に留まらず、地域の豊かな自然と歴史、そして人々の営みによって育まれた食の物語を、洗練されたイタリア料理の形で紡ぎ出す試みです。藤牧京介氏の体験談は、食が持つ記憶や感情を呼び覚ます力、そして故郷への新たな気づきを私たちに教えてくれます。