オリエンタルランド・クルーズは、日本におけるディズニーの世界を海上へと広げるべく、初の日本籍クルーズ船「ディズニー・イマジネーション」号の就航を正式に発表しました。東京国際クルーズターミナルで行われた記者会見では、この豪華客船が2028年度後半(2029年春)にその雄姿を現すことが明らかにされました。船名の「イマジネーション」は、ディズニーが大切にする「夢と願い」の力を象徴し、あらゆる世代のゲストに感動と冒険を提供することを目指しています。
この新造船は、約14万トンという国内最大級の規模を誇り、約1250室の客室と約4000人の乗客定員を有します。特徴的なのは、船尾に描かれるディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエルとセバスチャンのイラストで、未知への探求心や尽きることのない好奇心を表現しています。船内では、朝から晩までディズニーの世界が広がり、オリジナルキャラクターショー、多様なアクティビティ、そして多国籍なキャストによる温かいおもてなしが提供されます。特に、日本人ゲストのニーズに応えるため、バスタブ付きの客室や和食を含む豊富な食事が用意されるなど、細部にわたる配慮がなされており、日本の土産文化を考慮した店舗展開も検討されています。
オリエンタルランドの髙野由美子会長兼CEOは、このクルーズ船が「大人から子供まで誰もが主役になれるファミリーエンターテイメントクルーズ」という新たな文化を日本に根付かせると語り、東京国際クルーズターミナルからの出航を心待ちにしていると述べました。また、オリエンタルランド・クルーズの椎葉亮太郎社長は、日本のクルーズ市場の潜在力に着目し、2~3泊程度のショートクルーズを設定することで、クルーズ旅行がより身近な選択肢となることを期待しています。ドイツの造船所で着々と建造が進む「ディズニー・イマジネーション」号は、2028年秋に引き渡され、その半年後には予約が開始される予定です。この船は、単なる移動手段ではなく、旅そのものが目的となるような、記憶に残る体験を約束するでしょう。
「ディズニー・イマジネーション」号の誕生は、単なる新しい船の登場にとどまりません。これは、日本のレジャー文化に新たな可能性を切り開く挑戦であり、夢と希望に満ちた旅を通じて、人々に忘れられない感動と喜びをもたらすことでしょう。家族の絆を深め、新たな発見を促し、そして何よりも心の底から楽しむことができる、そんな輝かしい未来がこの船には詰まっています。