タイ観光の新たな展望:日本市場強化とブータンとの協業による「2カ国周遊」キャンペーン

タイとブータン、魅惑の二国間旅行で新たな発見を
日本市場への新たなアプローチ:癒しと特別感を追求
タイ国政府観光庁は、「Healing is the New Luxury」というコンセプトのもと、日本市場でのマーケティング活動を一層強化します。この戦略は、現代人が求める即効性のある癒し体験に焦点を当て、日本の旅行会社や現地のホテル、航空会社と連携し、価格面でも魅力的な旅行商品を開発していく方針です。タイの豊かな文化、多様な食、ヘルス&ウェルネス体験、そして地域に根ざした観光(CBT)をテーマにした新しい観光ルートが、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の三段階に分類され、日本市場向けに提供される予定です。
文化イベントとスポーツで年間を通じた観光需要を創出
観光庁は、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台などで開催されているタイフェスティバルの規模を拡大し、内容の充実を図ります。また、「アメージングタイランドマラソン」のような国際的なスポーツイベントを通じて、年間を通して観光需要を喚起することを目指しています。さらに、日タイ外交関係樹立140周年を記念し、2027年9月には日本のパスポート保持者を対象とした特別なパッケージを提供する「ありがとうマンス」の実施も発表されました。これらの取り組みにより、日本の旅行者にとって、より魅力的で忘れられないタイ体験を提供することが期待されます。
航空路線とトランジットサービスの拡充によるアクセス向上
キアットパイブーン総裁は、日本とタイを結ぶ航空路線についても言及し、コロナ禍以前の水準への回復を目指し、直行便の維持と増便に努めることを強調しました。加えて、直行便がない日本の地方都市からも、国内外の経由便を利用したツアー商品の開発を積極的に進めていく方針を示しました。新たな試みとして、2026年9月28日にはタイ国運輸省とMOUを締結し、バンコクでの6時間から12時間の短期乗り継ぎ旅行者向けに、一時入国やホテル手配を容易にするサービスを開始します。これにより、乗り継ぎ時間を利用して短時間でもタイの魅力を楽しんでもらい、旅行者の満足度向上を図ります。