『スター・ウォーズ』の世界で、際立った存在感を放つジェダイ・マスター、ヨーダ。その強さ、知性、そしてどこか愛らしい魅力に長年惹かれ続けているコレクター、小川将広さんの情熱的な収集活動が注目されています。彼は小学生の頃に『スター・ウォーズ』と出会い、すぐにヨーダの虜となりました。グッズ収集を中心に、出演者や制作スタッフのサイン集めにも力を入れている小川さんのコレクションは多岐にわたります。この記事では、彼のヨーダへの深い愛情と、そのユニークなコレクションの一部を紹介します。
ヨーダ愛が結実した珠玉のコレクション
小川さんが『スター・ウォーズ』に夢中になったのは、親に連れられて観に行った『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』がきっかけでした。特に、ドゥークー伯爵と戦うヨーダの姿に心を奪われ、「純粋にかっこいい!」と感じたそうです。子ども時代の彼にとって、ヨーダはまさに憧れのヒーロー。「ヨーダがいたからこそ『スター・ウォーズ』を好きになった」と振り返ります。
その後、12歳で公開された『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』では、映画館で2回鑑賞し、興奮のあまり夜も眠れなかったと語ります。ヨーダはもちろん、物語の展開や激しい戦闘シーンすべてが彼にとって忘れられない体験となりました。
彼のコレクションの中でも特に目を引くのは、アニメ版『クローン大戦』に登場した黒いケープをまとったヨーダのフィギュアです。極寒の惑星イラムでの吹雪に備えたこのコスチュームは、コミックアーティストのアダム・ヒューズによってデザインされ、フィギュア化されたもので、非常にクールな逸品です。
また、市場に25体ほどしか出回っていないという等身大のブロンズ像も所有しています。これは、ある有名な噴水の銅像と同じデザインで、小川さんはフリマサイトで出品者と直接会い、本物であることを確認した上で手に入れました。台座は噴水をイメージして特注したというこだわりようです。
さらにユニークなのは、ルークがヨーダを背負って修行する名場面をミッキーマウスで再現したコラボレーションフィギュアです。高さ約41cmと存在感抜群で、2009年に600体限定で発売された希少なアイテムです。
〈ジェントル・ジャイアント〉のミニバストフィギュアシリーズも多数コレクションしており、中でもお気に入りは3Dメガネをかけたヨーダです。アメリカのコミコン会場で1200体限定で販売されたもので、ポップコーンの箱には「オビ=ワンシネマズ」の文字が細かく再現されています。
小川さんのコレクションは、単なるフィギュアの寄せ集めではなく、ヨーダへの深い敬愛と情熱が込められた芸術作品のようです。一つ一つのアイテムに込められた物語と、それを探し求める小川さんの探求心は、私たちにコレクターとしての喜びと奥深さを教えてくれます。
この情熱的なコレクターの物語は、私たちに趣味の追求がいかに人生を豊かにするかを示しています。単なる物品収集にとどまらず、作品への深い理解と愛情を通じて、自己のアイデンティティを形成し、喜びを見出す彼の姿勢は、多くの人に共感を呼ぶでしょう。スター・ウォーズの世界が持つ普遍的な魅力と、それを愛する人々の無限の情熱を感じさせる素晴らしい事例と言えます。