ブラウン、新ノンフライヤー「マルチフライ3」を日本市場に投入 - 健康と美味しさを両立

デロンギ・ジャパンは、11月5日にブラウンブランドの新製品「ブラウン ノンフライヤー マルチフライ3」を市場に投入することを発表しました。日本におけるノンフライヤー市場は未開拓の可能性を秘めており、同社はこの新製品が提供する「健康的ながらも美味しい調理」という価値と「手軽さ」を前面に押し出すことで、市場の拡大と需要の獲得を目指しています。
ブラウン「マルチフライ3」:日本の食卓に革命をもたらす新ノンフライヤー
2023年11月5日、デロンギ・ジャパンは、新たなキッチン家電として「ブラウン ノンフライヤー マルチフライ3」の発売を開始しました。この製品は、特に健康志向の高まりが見られる現代の日本において、調理家電市場に新たな風を吹き込むと期待されています。
デロンギ・ジャパンのマーケティング部ゼネラルマネージャーである宮本智美氏は、2023年10月7日に行われた発表会で、日本国内のノンフライヤー市場が二桁成長を継続していることに言及し、既に成熟期にある調理家電分野において「極めて有望かつ活気のあるカテゴリー」であると強調しました。同氏の分析によると、アメリカや中国ではノンフライヤーの購入率が50%を超えるのに対し、日本ではわずか6.4%に留まっており、「脂質摂取量を減らしたい」と考える層の潜在的なニーズが非常に大きいことが示されています。
しかし、これまでのノンフライヤーが抱えていた最大の課題は、油で揚げた料理特有の「味」の再現性の低さでした。健康のために脂質をカットする一方で、美味しさを犠牲にするというトレードオフが、多くの消費者が購入に踏み切れない理由となっていたのです。また、熱の伝導にムラがあり、食材の内部まで均一に火が通らないといった不満も聞かれていました。
これらの課題に応えるため、「ブラウン マルチフライ3」は「RealAir Technology」という独自の熱風循環技術を開発しました。この技術は、本体上部に搭載されたヒーターから発生する高温の空気を、高速ファンによって効率的に食材全体へと送り込みます。これにより、食材の表面から水分を素早く除去し、カリッとした食感を実現しながらも、内部の旨味とジューシーさをしっかりと閉じ込めることが可能になりました。その結果、油で揚げた料理に限りなく近い風味と食感を、大幅な脂質カット(生じゃがいも調理で最大90%削減)とともに提供できるようになりました。
さらに、本製品の特長は「使いやすさ」にもあります。多くのノンフライヤーが必要とする予熱プロセスを排除し、冷蔵庫から取り出したばかりの食材でも、バスケットに入れてスイッチを押すだけで即座に調理を開始できます。これにより、従来の電気オーブンと比較して調理時間を最大で50%短縮することが可能です。操作も直感的で、冷凍フライドポテト、チキン、肉、魚、野菜など8種類の自動調理プログラムが搭載されており、食材に合わせた最適な温度と時間が自動で設定されます。手動での温度設定も可能で、80℃から200℃の範囲で調整できます。加えて、ノンスティック加工が施されたバスケットとプレートは、使用後に食器洗い機で手軽に洗浄できるため、日々のメンテナンスも容易です。
デロンギ・ジャパンは、この「ブラウン ノンフライヤー マルチフライ3」を通じて、健康を追求しながらも味に妥協しない「ほったらかし調理」の魅力をアピールし、日本市場における潜在需要の掘り起こしを図ります。本製品は11月5日よりブラウン・ハウスホールドの公式サイトで先行販売が開始され、年内にはAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングといった主要オンラインストアでも展開される予定です。公式サイトでの販売価格は税込17,820円と設定されています。
バスケットの容量は4.3リットルで、約1kgの冷凍フライドポテトを一度に調理できるため、3〜4人家族の食卓にも十分対応可能です。ブラウンブランドは海外市場で多様なノンフライヤー製品を展開しており、今後日本市場への追加導入も検討されています。
「ブラウン ノンフライヤー マルチフライ3」の登場は、多忙な現代人にとって、健康的で美味しい料理を手軽に楽しむ新たな選択肢となるでしょう。忙しい日々の中でも、家族の健康と食の楽しみを両立させたいと願う人々にとって、この革新的な製品は大きな助けとなるに違いありません。