フィンランドの歴史あるベーカリーカフェ「Ekberg」が、2026年7月15日に伊勢丹新宿店本館地下1階に日本初の常設店をオープンし、話題を集めています。ヘルシンキで170年以上の歴史を刻むこの老舗は、現地の食文化を支え続けてきました。今回、その伝統の味が日本でも楽しめるようになり、特にフィンランド式のシナモンロール「コルヴァプースティ」や、バターがたっぷり入った伝統的な菓子パン「ヴォイシルマプッラ」が多くの注目を集めています。本場の風味を忠実に再現するため、フィンランドの経営陣が来日し、日本の職人たちに技術指導を行うなど、細部にわたるこだわりが詰まっています。
老舗ベーカリーの日本上陸
フィンランド最古のベーカリーカフェとして知られる「Ekberg」が、2026年7月15日に日本の東京、伊勢丹新宿店本館地下1階に初の常設店を開業しました。1852年にヘルシンキで誕生したこの由緒ある店舗は、フィンランドの人々の食文化を長きにわたり支えてきた存在です。今回、伊勢丹新宿店の洋菓子売り場が刷新されるのに伴い、唯一のフィンランドブランドとして登場。その歴史と伝統が詰まったパンや焼き菓子が、日本の消費者に新たな食体験を提供します。創業家5代目による家族経営が続く本店は、今もヘルシンキ中心部のブールバルディ通りに位置し、その伝統は脈々と受け継がれています。
「Ekberg」の日本進出は、170年以上にわたるフィンランドの食文化と歴史が日本にもたらされる画期的な出来事です。伊勢丹新宿店の洋菓子エリアの再編に合わせて開店し、日本の食品市場においてフィンランドのブランドとして唯一の存在感を放ちます。メトロ製菓が日本での製造と店舗運営を担当し、フィンランドの「Ekberg」経営陣が来日して日本のパン職人への技術指導を徹底しました。現地の設備や原材料に合わせたレシピの微調整を重ね、ブランドの哲学と本場の味わいが細部にまで反映されています。この入念な準備とこだわりが、フィンランドの伝統的な味を日本で忠実に再現することを可能にしました。
フィンランド伝統の味を再現
「Ekberg」の店頭では、ヘルシンキの本店で長年愛されてきた伝統的なパンや焼き菓子が提供されます。特に注目されるのは、フィンランドスタイルのシナモンロール「コルヴァプースティ」と、現地のコーヒータイムに欠かせない伝統的な菓子パン「ヴォイシルマプッラ」です。「コルヴァプースティ」は、フィンランド語で「平手打ちされた耳」という意味を持ち、その名の通り上から押しつぶしたような独特の形状が特徴です。カルダモンが香る生地にシナモンがたっぷりとまぶされ、本国そのままの奥深い味わいが見事に表現されています。
また、「ヴォイシルマプッラ」は、フィンランド語で「バターの目玉パン」を意味し、中央の丸いくぼみにたっぷりのバターを乗せて焼き上げた伝統的な菓子パンです。生地の隅々まで染み込んだバターの深いコクとカルダモンの香りが絶妙に調和し、仕上げの砂糖がその風味を一層引き立てます。これら本格的なペストリーの数々は、フィンランドの精神と豊かな食文化が凝縮されており、日本のティータイムを北欧の雰囲気で彩る一品となるでしょう。来店者は、日常の中で異国の豊かな味わいと出会い、お気に入りの一品を見つけることができるはずです。