レイザーラモンRGの32年間にわたるバイク情熱:二度の事故を乗り越え、愛車「CB1100R」への憧憬を語る








32年の歳月を経て、レイザーラモンRGが語るバイクへの揺るぎないロマンと信念
若き日の出会いから始まる、終わりなきバイクへの旅
レイザーラモンRGさんのオートバイとの縁は、彼が19歳だった頃にさかのぼります。それ以来、彼の人生は常に愛車と共にあり、その歴史はまるで筋金入りのバイク遍歴そのものです。数十年という長い年月の中で、生活環境がどんなに変化しても、彼は決してハンドルを手放すことはありませんでした。そこには、一貫して男のロマンと強い意志が宿っています。
伝説の名車「ホンダ CB1100R」へのオマージュ
現在、RGさんが仕事とプライベートの両方で絶大な信頼を寄せているのが、1980年代に「高嶺の花」として語り継がれた名車「CB1100R」の外観を見事に再現した一台です。この特別なバイクは、2017年以降のCB1100RSを基盤としており、現代の技術を搭載しながらも、伝説的なCB1100Rの佇まいを忠実に再現したカスタムモデルです。特に注目すべきは、「ホンダ最後の空冷4気筒エンジン」を搭載している点で、環境規制が厳しくなる現代において、もはや製造が難しい貴重な存在となっています。この春には、外装が「赤×金」のカラーリングにラッピングされ、RGさんの理想とするスタイルが具現化されました。
漫画『特攻の拓』が育んだ憧れと実現
RGさんがこの「CB1100R」仕様のバイクと出会ったのは、2018年のモーターサイクルショーでした。彼は長年、愛読する漫画『特攻の拓』に登場する「音速の四天王・真嶋夏生」の愛車に強く憧れていました。しかし、約40年前のバイクであるため、部品の入手が困難であることを懸念していました。そんな中、カスタムパーツメーカーのドレミコレクションのブースで、現行のCB1100RSをベースにしたこのカスタムバイクを発見したのです。その瞬間、「見た目は憧れのプレミアム名車、中身は最新鋭」という完璧な組み合わせに心を奪われ、試乗後には購入を決意しました。
RGが語る「最後の空冷4気筒エンジン」の魅力
RGさんは、このバイクに搭載されている「空冷4気筒エンジン」に格別のロマンを感じています。ホンダが厳しい環境規制の中で心血を注いで開発したこのエンジンは、もはや現代では製造が困難な「最後の生き残り」であると彼は語ります。技術的な制約の中で生まれた、この唯一無二の存在感が、彼のバイク愛をさらに深めているのです。
日々の生活に溶け込む、愛車との一体感
2018年にこの憧れのバイクを手に入れて以来、RGさんは仕事でもプライベートでも、毎日欠かさず愛車と共に過ごしています。特に今年の3月末には、フルカウルだった外装を「赤と金」を基調としたカラーリングに塗り替え、より自身の理想に近い1980年代風のスタイルを実現しました。エンジンの美しい造形や冷却フィンの精巧さに感嘆し、ビルのガラスや走行中の車のボディに自分の姿が反射するたびに、胸が高鳴ると彼は笑顔で語ります。彼にとって、このバイクは単なる移動手段ではなく、自己表現の象徴であり、日々の喜びを与えてくれるかけがえのない存在なのです。