京都祇園の地元民が愛する絶品町中華:宏美ママが厳選する二軒






生粋の京都人である祇園の宏美ママが、地元の人々に愛される「町中華」の名店を厳選して紹介。京都独自の風味と調理法が織りなす「町中華」は、観光客にとっても新しい発見となるでしょう。今回は、舞妓さんや芸妓さんにも長年親しまれてきた広東料理の老舗と、あっさりとした味わいが評判の隠れた名店の二軒を訪ねます。
祇園で愛される老舗「広東御料理 竹香」
祇園に位置する「広東御料理 竹香」は、60年以上の歴史を誇る老舗で、舞妓さんや芸妓さんたちに長年愛されてきた広東料理店です。このお店の特徴は、にんにくやニラなど匂いの強い食材や油っこい料理を控えめにしながらも、しっかりとした満足感のある料理を提供している点です。祇園という土地柄、仕事前に食事をする芸舞妓さんのために、細やかな配慮がなされています。宏美ママも長年の常連で、特に「えびかやく巻き揚げ」や「すぶた」は必食メニューとして推薦しています。1階は予約不要のアラカルト、2階は5名以上でコース料理(要予約)が楽しめる他、状況によってはテイクアウトにも対応しており、多様なシーンで利用できる利便性も魅力です。
「広東御料理 竹香」は、その歴史と祇園文化に根ざした料理で、多くの常連客を魅了し続けています。特に、えびかやく巻き揚げは1,210円、すぶたも1,210円という価格で、伝統的な広東料理を手軽に味わうことができます。宏美ママが強調するように、この店は「芸舞妓さんたちもお仕事前に食べられるように、においのきついものや油っこいものは避けつつ、しっかり満足できるボリュームの広東料理」を提供しています。予約なしで気軽に立ち寄れる1階、特別なコース料理を楽しめる2階、さらには事前に問い合わせればテイクアウトも可能と、顧客のニーズに応じた柔軟なサービスが支持されています。地元の人々に愛される理由が、そのきめ細やかな心遣いと確かな味にあると言えるでしょう。
烏丸の隠れた名店「風枝」
烏丸にある「風枝」は、あっさりとした味わいの中華料理が評判の隠れた名店です。いわゆる「京都中華」とは一線を画すものの、日常使いに最適な一軒として宏美ママが太鼓判を押します。カフェ経営、飲茶部門勤務、フレンチのサービスという多様な経験を持つ店主が20年前に開業し、丁寧に作られたおばんざいや点心が楽しめます。宏美ママは「いただいた翌日の胃腸がいつも快調!」と、そのヘルシーさを高く評価。特に「点心四種盛り合わせ」は900円で、小籠包、海老焼売、小柱餃子、もち米付き肉団子と、バラエティ豊かな点心を一度に味わえる人気メニューです。
「風枝」の魅力は、胃に優しく、毎日でも食べたくなるようなあっさりとした中華料理にあります。創業20年の歴史を持つこの店は、店主の豊富な経験が料理に活かされており、おばんざいや点心一つ一つに丁寧な仕事が光ります。看板メニューの一つである「点心四種盛り合わせ」(900円)は、小籠包、海老焼売、小柱餃子、もち米付き肉団子など、職人の技が光る逸品ばかり。さらに、「冷やしコラーゲンラーメン」(1,200円)は、美容と健康を意識した女性にも人気です。メニューは非常に豊富で、季節ごとに変わる特別メニューもSNSで紹介されており、訪れるたびに新しい発見があります。小上がりの座敷や宴会メニューも用意されており、さまざまなシーンで活用できる、まさに日常に寄り添う中華料理店です。