奥飛騨温泉郷の隠れ家「麓庵 民宿たきざわ」で癒やしの旅:秘湯と美食が織りなす極上の滞在





「麓庵 民宿たきざわ」での極上体験:心と体を癒やす秘湯と美食の旅
奥飛騨温泉郷の秘湯と古民家の趣
日本でも有数の湯量を誇る奥飛騨温泉郷は、平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高という五つの温泉地から成り立っています。その中でも特に奥深い新穂高温泉地区の中尾高原に位置するのが「麓庵 民宿たきざわ」です。飛騨高山の古民家を改装したこの宿は、重厚な梁が迎える民芸調の空間に、清潔感あふれる畳敷きと木の床が広がります。客室には堂々たる梁が剥き出しでありながら、全体的には古さを感じさせない「和モダン」な雰囲気が漂っています。宿自慢の温泉は、内風呂が2つ、露天風呂が宿泊棟の向かい側に2つあり、すべてが贅沢な貸し切りシステム。加水・加温を一切行わない源泉かけ流しで、肌に優しい単純温泉の滑らかな湯が、旅の疲れを優しく包み込み、癒やしの時間へと誘います。
心尽くしの手作り料理が織りなす至福の食卓
「麓庵 民宿たきざわ」での食事は、夕食・朝食ともに趣のある食事処で堪能できます。特に夕食は、器や盛り付け、そして山海の幸をふんだんに使った品々に、料理人の心意気とこだわりが感じられます。メイン料理は、口の中でとろけるような特上飛騨牛と、特製の味噌が絶妙に絡み合う朴葉味噌焼き。信州サーモンと新鮮なナマズの刺身は、その珍しさと食感に驚きと感動をもたらします。ナマズは全く臭みがなく、独特のぬぺぬぺとした官能的な舌触りが特徴です。他にも、軽く炙って燻製にした飛騨牛の握り寿司、里芋団子の揚げ出し、ニジマスの笹焼きなど、創意工夫を凝らした逸品が並びます。締めには富山県黒部産のコシヒカリご飯と吸い物、そしてデザートのパンナコッタが提供されます。朝食もまた、長ネギを乗せた朴葉味噌焼きを中心に、ジャンボキノコと豆腐入り味噌汁、揚げナス味噌和え、ゴボウとレンコン、ニンジンのきんぴら、ほうれん草のおひたし、キノコと鮭のホイル焼き、焼きたての厚焼き卵など、彩り豊かで栄養満点な料理が並びます。これらの手作り料理は、訪れる人々を心身ともに満たし、朝から何杯でもご飯が進んでしまうほどの美味しさです。
旅の終わりに感じる温かいおもてなしと再訪の誓い
埼玉からの長距離運転で疲労困憊の状態で到着したにも関わらず、宿を後にする頃には、不思議と疲れが吹き飛んでいたという筆者。それは、不器用ながらも温かい笑顔で見送ってくれたご主人の人柄と、この宿が提供する癒やしの空間、そして心のこもった料理がもたらしたものでしょう。この宿を「また一つ、良い民宿を見つけた」と感じさせるほどの魅力が、「麓庵 民宿たきざわ」にはあります。周辺には、日本唯一の二階建てゴンドラで絶景を誇る新穂高ロープウェイがあり、9月末までは「新穂高ひんやり大作戦」として、ひんやりメニューや浴衣割引が実施されています。標高2156メートルの西穂高口駅からは、真夏でも平均気温18度という冷涼な気候の中、360度のパノラマで穂高連峰の壮大な景色を堪能できます。この宿での滞在と周辺の観光は、心に残る素晴らしい思い出となることでしょう。料金は1泊2食付きで15,400円から、客室は9室(鍵付き、一部トイレ付き)、貸切風呂は4つ完備されています。交通アクセスも良好で、高山駅からバスで1時間40分、新穂高ロープウェイ下車後には送迎も利用可能です。