定番の黒ショーツを「引き算コーデ」で新鮮に! 安武俊宏氏が語る大人の着こなし術








定番アイテムを洗練されたスタイルへ! 黒ショーツの新たな魅力発見
黒ショーツのマンネリを打破する「引き算コーデ」の哲学
長年親しんできた黒ショーツは、その汎用性の高さゆえに、いつしか定番すぎて新鮮味を失ってしまうことがあります。この「定番ゆえのマンネリ」という課題に対し、元ビームスのプレスとしてファッション界を牽引し、現在はフリーPRとして活躍する安武俊宏氏が、効果的な解決策として「引き算コーデ」を提案しています。彼の独自の視点から、黒ショーツを再び魅力的に着こなすためのヒントを探ります。
安武俊宏氏のショーツ遍歴と現在のこだわり
約10年前からショーツを夏の装いの主役と位置づけてきた安武氏。パタゴニアのバギーズを愛用しつつ、ヴィンテージの白ショーツも取り入れるなど、ショーツに対する深い探求心を持っています。今回彼が選んだのは「タンジェント」の一本。この選択には、カジュアルな印象が強くなりがちなナイロン素材ではなく、ウールやコットンといった素材を選ぶことで、街着としての品格を保つという彼の哲学が反映されています。
街着に映えるショーツ選びの基準とシルエット
安武氏が選んだタンジェントのショーツは、1940年代のグルカショーツをモチーフにしたデザインで、ドレスウェアの工場で仕立てられたクリース入りのツータック仕様です。これにより、ショーツでありながらもきちんと感があり、リラックスした履き心地と上品な見栄えを両立しています。また、窮屈さを感じさせない適度な太さも、彼が重視するポイントです。
大人のショーツスタイルを完成させる丈感と素材の妙
ショーツの丈感についても、安武氏独自のこだわりが見られます。膝が半分隠れる程度の長さを「大人にとってちょうど良い」とし、短すぎず、長すぎない絶妙なバランスを推奨。これにより、子供っぽさを避け、洗練された印象を与えます。シルエットに関しても、歩く際に生地がまとわりつかず、かつダブつきを感じさせないものが理想と語ります。トップスにはクリーンな白シャツを合わせることで、全体のバランスを引き締めています。
長袖シャツと天然素材がもたらす大人の抜け感
安武氏は、夏でも長袖シャツを好んで着用し、暑い日には袖をまくるスタイルを自身の流儀としています。ショートスリーブTシャツとショーツの組み合わせではカジュアルすぎるという考えから、品格を保つために長袖を選んでいます。天然繊維のシャツは、ショーツのラフさを適度に和らげ、気張りすぎない自然体な大人の雰囲気を演出します。これは、カジュアルと上品さのバランスを巧みに操る「引き算コーデ」の真髄と言えるでしょう。