山梨・小淵沢の「元気甲斐」:山歩きの締めくくりにふさわしい逸品










山梨県小淵沢の「丸政」が手掛ける駅弁「元気甲斐」は、登山後の疲れを癒し、山旅の締めくくりを豊かにする逸品として、多くの山好きに愛されています。この駅弁は、ただ空腹を満たすだけでなく、「次回の登山計画を練る」という、新たな楽しみを呼び起こす特別な存在です。自然の雄大さを満喫した後に味わう地元の味は、心身ともに満たされる最高の体験となるでしょう。
山を歩く楽しみは、単に美しい景色や整備された道を歩くことだけではありません。「あの山に登ったら、この美味しいものを食べよう」というように、特定のグルメが旅の大きな目的となることもあります。今回紹介する山梨県小淵沢の駅弁「元気甲斐」は、まさにそんな「ご褒美」にぴったりの一品です。モデルでフィールドナビゲーターとしても活躍する仲川希良さんも、山歩きの締めくくりに欠かせないものとしてこの駅弁を推薦しています。
特に八ヶ岳方面から帰宅する際、小淵沢駅で乗り換える際に「丸政」の駅弁を購入し、特急あずさの車内で夕食にするのが、仲川さんの定番ルートとのこと。この「元気甲斐」は、一口食べればその美味しさに感動し、最後の最後まで飽きさせない魅力があります。包装紙に描かれた安西水丸さんによる山並みと列車のイラストを眺めながら、「次はどこの山に登ろうか」と、次の山旅への期待に胸を膨らませる時間も、この駅弁がもたらす特別な体験の一部です。
ただし、登山シーズンや週末は品切れになることも多いため、確実に手に入れたい場合は事前の予約が推奨されています。小淵沢駅構内にある「MASAICHI本店」では、駅弁だけでなく、地元の素材を活かしたオリジナル野菜チップスやかりんとう、手ぬぐいなども販売しており、お土産選びにも最適です。名取政仁会長は、「地域の人々に支えられながら駅弁を作り続けてきた」と語り、小淵沢の風土と人々の繋がりを大切にしていることを示しています。
この「元気甲斐」を味わう山旅として、南八ヶ岳に位置する硫黄岳(標高2,760m)が紹介されています。山頂直下に広がる壮大な火口跡や、赤岳、横岳、さらには南アルプスの峰々まで見渡せる絶景が魅力です。硫黄岳はルートの選択肢も豊富で、体力や日程に合わせて登山計画を立てられるため、初心者から経験者まで幅広い層の登山愛好家が楽しめます。アクセスは、JR小淵沢駅から小海線に乗り換え、小海駅から町営バスで稲子湯バス停まで約35分。1日目の歩行時間約4時間、2日目約6時間50分で、稲子湯を起点に、しらびそ小屋、本沢温泉(宿泊)、夏沢峠を経て硫黄岳を巡り、再び本沢温泉を経由して稲子湯に戻るルートが提案されています。
この美食と絶景を巡る旅の提案は、日常の喧騒を離れ、自然の中で心身をリフレッシュしたい人々に、新たな発見と感動をもたらしてくれることでしょう。山梨の豊かな自然と、地元に根差した美味しい駅弁が織りなすハーモニーは、忘れられない思い出を刻みます。