新潟・田上町の竹祭りと美食を巡る秋の旅路








竹の息吹と美食の饗宴:田上町の秋を巡る旅
豊かな自然とアートが織りなす竹の祭典
上越新幹線で東京から長岡駅まで約1時間40分、そこからさらに在来線を乗り継いだ先に、湯田上温泉と護摩堂山で名高い新潟県田上町が姿を現します。この穏やかな町は、広大な竹林が特徴であり、「竹の町」としても知られています。今年の秋、第5回目を迎える「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo」が9月12日から10月12日までの期間で開催され、放置された竹林を活用したアートイベントとして、地域の住民が一体となって竹の新しい魅力を創造し、発信しています。
歴史薫るカフェでの料亭の味覚体験
収穫の秋を迎えたこの地で、イベントと共に訪れるべきは、地元の魅力的な食文化です。田上町に隣接する加茂市にある「YamaCafe」は、約200年の歴史を持つ老舗料亭「清雲亭 山重」が運営するカフェです。かつて酒蔵として栄えた町家をリノベーションした店内は、重厚な梁や柱、高い天井が特徴で、歴史の重みと現代のカフェ文化が調和した心地よい空間を提供しています。
料亭の粋を集めた「和かご弁当」の魅力
「YamaCafe」で特に人気なのが、ランチメニューの「和かご弁当」です。色とりどりの豆皿に盛り付けられた季節の惣菜が美しく並び、お造り、焼き物、和え物など、多種多様な料理を少しずつ楽しむことができます。見た目の美しさだけでなく、それぞれの素材の持ち味を最大限に引き出した料理は、老舗料亭ならではの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。美しい日本庭園を眺めながら味わうこれらの美食は、田上町へと向かう旅の序章として、新潟の豊かな食文化を存分に体験させてくれます。
温泉と竹アートが融合する癒しの宿
美味しいランチで心を満たした後は、夜に最高の盛り上がりを見せる「TAGAMI Bam Boo Boo」に備え、「ホテル小柳」へと足を運びました。江戸時代から湯治場として親しまれてきた湯田上温泉に位置するこの老舗旅館では、竹のアートが楽しめる特別な客室があると聞き、見学をさせていただきました。旅の疲れを癒す温泉と、独創的な竹アートの融合は、訪れる人々に忘れられない体験を提供してくれることでしょう。