ぐるめぶんか

有機農業の里で育む、魂を揺さぶるクラフトビール体験

埼玉県小川町に位置する「麦雑穀工房/麦雑穀工房タップルーム」は、単なる醸造所ではなく、有機農業の理念が息づく特別な場所です。ここでは、地元で丹精込めて育てられた穀物やハーブ、果実が、一杯のビールへと姿を変え、飲む人にその土地の恵みと作り手の情熱を伝えます。都市の喧騒を離れ、自然豊かな環境で生まれるビールの奥深さを、ぜひ現地で体感してください。

旅路の果てに、畑の恵みを五感で味わう

太陽の恵みと大地の循環:自家栽培が織りなすビールの物語

陽光を浴びて健やかに育った麦畑の情景が目に浮かぶような、そんな感動を覚えるのが「雑穀ヴァイツェン」です。埼玉県小川町は有機農業の先進地として知られ、この工房ではライ麦、キビ、アワといった原料を自家栽培しています。さらに、ハーブや果実も近隣農家から調達し、ビールの製造過程で生じる麦カスは再び肥料として畑に戻されます。このように、ビール造りを通じて地域の農業が循環する、持続可能な取り組みが行われています。まさに、地域全体の協力によって生み出される、唯一無二の味わいと言えるでしょう。

多彩な風味との出会い:タップルームで楽しむ至福の一杯

醸造所2階のタップルームでは、常時9種類の個性豊かなビールが楽しめます。特に「雑穀ヴァイツェン」は、焼きたてパンのような香ばしさと素朴な風味が特徴で、グラスを傾けるたびに麦畑の風景が目に浮かびます。「おがわポーター」は、その濃厚な色合いとは裏腹に、驚くほど爽やかなロースト香とすっきりとした後味が魅力。温度変化によって異なる表情を見せるため、時間をかけてゆっくりと味わうのがおすすめです。それぞれのビールが持つ独自の風味は、都心へ戻る電車の中でも、旅の余韻として深く心に残ることでしょう。

旅のお供に:持ち帰りビールで感動を再体験

この特別な体験を家でも楽しむために、お土産として「イロドリセゾン・みかん」をおすすめします。埼玉県富士見市産の温州みかん、かぼす、花柚子を贅沢に使用したこのセゾンビールは、和柑橘特有の穏やかな香りと、酸味と甘みの絶妙なバランスが特徴です。熊谷のデザイナーによる美しい缶のデザインも魅力的で、視覚と味覚の両方で楽しませてくれます。旅の思い出と共に、この特別なビールを大切な人と分かち合ってはいかがでしょうか。

訪れる人へのメッセージ:地域と繋がるビールの魅力

「麦雑穀工房/麦雑穀工房タップルーム」は、埼玉県比企郡小川町大塚88-6に位置し、東武東上線小川町駅から徒歩5分とアクセスも良好です。営業時間は平日15時から18時半(ラストオーダー)、土日祝は11時から営業しており、月曜・火曜が定休日となっています(祝日の場合は営業し翌日休業)。訪れる際には、最新の情報を事前に確認し、有機農業の恵みと職人の情熱が詰まったクラフトビールの世界を存分にお楽しみください。ここでしか味わえない一杯が、きっとあなたの旅の記憶に彩りを添えることでしょう。

香川・高松「ラーメン若松」理想のチャーラー、再訪で評価一変

愛知県で広く愛される「チャーラー」(チャーハンとラーメンの組み合わせ)をこよなく愛する永谷正樹氏が、香川県高松市にある「ラーメン若松」を再訪。以前とは一変した店の印象に深い感銘を受け、その理想的なチャーラー体験を読者に伝えます。讃岐うどんで名高いこの地で、独自の輝きを放つ同店の料理は、永谷氏をして「記事化せねば恥ずかしい」と言わしめるほどでした。

再訪で印象が大きく変わった一皿

香川県高松市を訪れた永谷氏は、翌日の取材を前にしても、当日の夕食にどうしても味わいたい「チャーラー」があったため、昼過ぎに名古屋を出発しました。香川県は「うどん県」として知られ、多くの讃岐うどんの名店が軒を連ねる地であり、地元の人々の日常にはうどんが深く根付いています。そのような環境下で、その店がどれほど高い評価を得ているのか、永谷氏は以前にも一度訪れたことがありました。去年の5月頃のことでしたが、当時は美味しいと感じたものの、際立った個性やタイミングのずれから記事化には至りませんでした。

しかし、今回再び店を訪れてみると、その印象は劇的に変わりました。驚くほどの美味しさに感動し、「これを紹介せずには、日本全国のチャーラーを追いかけるライターとして恥ずかしい」とさえ感じたといいます。その店は、高松市中心部から車で約20分東の郊外に位置する「ラーメン若松」です。インターネットで調べたところ、元々はJR高徳線・栗林駅の高架下で屋台として営業しており、その後、2008年に高松市牟礼町で店舗を構え、さらに2024年に現在の場所へ移転オープンしたようです。屋台時代からの根強いファンが多く、永谷氏が訪れた平日にもかかわらず、店内は多くのお客さんで賑わっており、その後も続々と来店がありました。

その日の客層は、永谷氏と同年代の50代以上が多く、子育てを終えたと思われる夫婦が和やかにラーメンを楽しむ姿も見られました。メニューには「若松ラーメン」(930円)、「ラーメン」(930円)、「中華そば」(930円)が並んでいましたが、それぞれの違いが分からず困惑。以前訪れた際は、店名を冠した塩味の「若松ラーメン」を注文した記憶がありました。メニューの隣に表示されたQRコードを読み込み、スマートフォンで注文サイトを開くと、写真付きで詳細が紹介されていました。それによると、「若松ラーメン」は塩味、「ラーメン」は背脂醤油味、「中華そば」は醤油味であることが判明しました。

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大宮駅で発酵食品の祭典!地域とコラボした限定品が勢揃い

日本の伝統的な食文化である「発酵」に焦点を当てた特別イベントが、JR大宮駅構内にある「エキュート大宮/大宮 ノース」で初開催されます。この「時を醸す贅沢〜カラダ悦ぶ発酵のめぐみ〜」と題されたフェアは8月17日から始まり、発酵食品の奥深い魅力と、それを現代的に再解釈した新たな味覚体験を提供することを目指しています。地元の埼玉県上尾市に根差す老舗「北西酒造」との協業により、特別な日本酒を使用したスイーツや、厳選された日本酒と相性の良いデリなどが多数登場し、訪れる人々に日本の発酵文化の豊かさを伝えます。

JR大宮駅発酵フェア、日本酒コラボスイーツから伝統発酵食品まで

8月17日より、埼玉県大宮市の「エキュート大宮/大宮 ノース」にて、日本各地で育まれた発酵文化に光を当てる「時を醸す贅沢〜カラダ悦ぶ発酵のめぐみ〜」フェアが初めて開催されます。このフェアでは、味噌、麹、チーズ、ヨーグルトといった伝統的な発酵食品に加え、現代的なアレンジが施された様々な商品が展開されます。特に注目は、地元の老舗酒造「北西酒造」との特別なコラボレーションです。同酒造の日本酒「AGEO 純米大吟醸 無ろ過生原酒」を贅沢に使用した「こ、ふぃなんしぇ全粒粉×埼玉の日本酒」(埼玉粉問屋 つむぎや)は、全粒粉の香ばしさと日本酒の華やかな香りが絶妙に融合した、まさに大人のための逸品です。また、「ランメイシャスイーツファクトリー」からは、日光醤油のろばた漬け「寒仕込み味噌」を用いた「味噌キャラメルのバターサンド」が登場。味噌の深い旨味とコクがキャラメルの甘さを引き立てる、新感覚のバターサンドで、1日20個限定という希少性も魅力です。「PIE mania」は、マスカルポーネチーズを増量し、風味とコクを向上させた「限定仕様Apple Cupマスカルポーネ」を提供し、アップルパイの新たな美味しさを提案します。スイーツだけでなく、発酵食品のデリも充実しています。「平田牧場」の「三元豚味噌漬け&角煮重」は、特製ブレンド味噌で漬け込んだ三元豚と角煮を一度に楽しめる贅沢なお弁当で、こちらも1日20折の数量限定販売です。「サカナバッカ」の人気商品「ばらちらし」は、塩麹で魚の旨味を凝縮させた「ばらちらし『醸』」として登場。さっぱりとした上品な味わいが特徴です。「日本百貨店おみや」では、上尾市の「榎本牧場」の飲むヨーグルトを練り込んだ「低温はっ酵のむヨーグルトを使った牧場ブレッド」が販売され、ミルクの優しい風味が楽しめます。さらに、埼玉県秩父地方の伝統的な漬物「しゃくし菜漬け」(フーズステージ キタノ フォア)は、乳酸発酵による程よい酸味とシャキシャキとした食感が、日本酒のつまみとしても最適です。「北西酒造」からは、純米大吟醸「AGEO」や伝統銘柄「文楽」など3種類の日本酒が「フーズステージ キタノ フォア」で販売され、これらの日本酒と相性の良いスイーツや惣菜のペアリングも提案されています。例えば、「銀のぶどう・シュガーバターの木」の「チーズケーキかご盛り白らら」や「菓匠右門」の「芋ぽて」、「立町カヌレ OMIYA」の「ショコラカヌレ」などのスイーツから、「PAOPAO」の「枝豆シューマイ」や「ビッグオープン」の「奥の都どりもも串」といった惣菜まで、多岐にわたる組み合わせが楽しめます。

今回のフェアは、私たちにとって身近な発酵食品が持つ、計り知れない魅力を改めて発見する絶好の機会です。日本の伝統と革新が融合した発酵の世界を堪能することで、日々の食卓に新たな彩りをもたらし、心と体に活力を与えることでしょう。この夏、大宮駅で発酵の奥深さに触れ、食の新たな可能性を探してみてはいかがでしょうか。

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