美食を追求する四賢人の究極のレストランガイド:会員制「blank」の魅力

美食の賢人が語る、隠れた名店の真髄
秋元氏が絶賛する「blank」の再現力と創造性
小山薫堂氏が手がけるこのビストロは、わずか50名の会員限定で運営されています。一般的な人気店が抱える「予約困難」「シェフの創作をありがたく頂戴する」「高額」といった課題とは一線を画し、「行きたい時に行ける」「個別の要望に応じる」「誠実な価格設定」という真逆のコンセプトを掲げています。店名の「blank」には、豊かな人生において質の高い「余白」が不可欠である、という小山氏自身の哲学が込められています。見城氏は、会員に誘われて初めてこの店の存在を知り、これまで7年間も秘密にされていたことに驚きと笑いを禁じ得なかったと語ります。秋元氏もその隠匿性に同意しつつ、小山氏のコンセプトが持つ自由度の高さに感銘を受けています。小山氏自身は、この店が現代の高級飲食店の常識を覆し、顧客中心のサービスを提供することを目指していると説明しています。
見城氏を唸らせる山田シェフの「絶対味覚」と才能
中田氏が客の要望がどこまで許されるのかと尋ねると、小山氏は、顧客が持ち込んだ食材で料理を作ったり、過去に味わった特定の料理を再現したりといった、非常に個人的なリクエストにも応じると説明します。さらに、小山氏自身もコンビニの冷凍ピザを「何か加えて美味しくしてほしい」と依頼することもあると明かしました。見城氏は、シェフの山田氏が自身の味の好みを完全に理解し、期待以上の料理を提供することに舌を巻きます。山田シェフは「絶対味覚」の持ち主であると見城氏は指摘します。秋元氏も、福内商店の「口福コロッケ」やクルーズ船「飛鳥」の「ドライカレー」といった思い出の味を、山田シェフが元の良さを尊重しつつ、独自の解釈を加えて誰もが絶賛するレベルで再現する能力を称賛しています。その記憶力と再現力は、「料理界のAI」と形容されるほどです。山田シェフがもともと小山氏の運転手であったという経緯に、見城氏は驚きを隠せません。小山氏によると、山田シェフは作家志望で小山氏の事務所に入社しましたが、ある時、彼が作った朝食のあまりの美味しさに感銘を受け、料理人の道を勧めたのだと言います。見城氏は、その選択が大正解であったと評価しています。「blank」は、人生の「余白」を楽しむ大人たちが、気の合う仲間と自由に美食を堪能する社交場であり、厳格な50名という定員制のため、入会は極めて困難です。料理人の山田ゴロー氏は、味覚と視覚、嗅覚と視覚がそれぞれ結びつき、味を形として、匂いを色として認識できる「共感覚」の持ち主であると言われています。この店は東京都内某所に位置し、その存在自体が一種のミステリーとなっています。