自宅で楽しむ上質ワイン:ヴィノスやまざき「ユニメドック 2019」の魅力

急な来客やちょっとした贈り物、あるいは自宅での気軽なランチ会など、様々な場面で活躍する「少し贅沢なワイン」の選び方をご存じでしょうか。5,000円から1万円の価格帯で、スーパーマーケットやデパートで手軽に手に入る、美味しくてうんちくも語れるような一本を見つけることは、ワイン愛好家にとって大きな喜びです。年間約1,000種類のワインをテイスティングし、常に新しい「お宝ワイン」を探し求めるワインブロガー、ヒマワイン氏が、そんな理想の一本を紹介します。
今回ご紹介するのは、全国展開するワインショップ「ヴィノスやまざき」で見つけた、まさにお宝と呼べるワインです。1913年創業のヴィノスやまざきは、1994年からワインの直輸入を開始し、「蔵直®」という独自のシステムを確立しました。これは、現地のワイン商を介さず、生産者から直接ワインを買い付けることで、質の高いワインを独自ルートで提供することを可能にしています。そのため、店頭に並ぶワインのほとんどが「蔵直®ワイン」であり、他ではなかなか見られない品揃えが特徴です。ヴィノスやまざきでワインを選ぶ際は、店員に相談するか、自身の直感を信じて選ぶかのどちらかになるでしょう。今回は後者の方法で、筆者が直感的に選んだ一本が「ユニメドック 2019」でした。
「ユニメドック 2019」のラベルには、ブドウの収穫をしている女性の姿が描かれています。女性の髪の毛がブドウの房や葉で表現されており、全体的に赤ワインのような淡い色調が美しいデザインです。この「ジャケ買い」は大当たりで、価格は税込3,608円という、手頃ながらも上質さを感じさせる絶妙な価格帯。産地はフランスのボルドー地方、メドック地区です。品種はメルローが60%、カベルネ・ソーヴィニヨンが40%と記されています。2019年ヴィンテージで、少し熟成が進んだ状態であることが特徴です。ボルドーワインはリリース直後にはタンニンや酸味が強く感じられることもありますが、7年の時を経て、このワインは非常に柔らかく、まろやかな口当たりに変化していました。ボルドーワインにありがちな「渋くて重い」というイメージを覆すような、ジューシーで飲みやすい一本です。まるで体に染み込むかのような旨味があり、ブドウ自体の品質の高さがうかがえます。主要品種であるメルローは、カベルネ・ソーヴィニヨンと並ぶボルドーの二大品種の一つであり、その穏やかなタンニンと豊かな果実味が存分に発揮されています。
この「ユニメドック 2019」は、まさに発見と言える一本でした。手頃な価格でありながら、ボルドーワインの魅力を存分に楽しめる、普段使いにも特別な日にもぴったりの選択肢です。ワイン選びに迷った際は、ヴィノスやまざきで「蔵直®ワイン」の中から直感で選んでみるのも良いかもしれません。きっと素晴らしい出会いが待っていることでしょう。