静岡の名店で味わう、絶品うなぎの旅:編集部が選ぶ珠玉の4選

『おとなの週末』編集部がこれまでに集めてきたうなぎ特集の集大成として、今回は特に印象深かった静岡県の名店に焦点を当て、その魅力を余すところなくお伝えします。関東圏内のお店はもちろん、全国各地を巡り、天然から養殖まで、お重、丼、ひつまぶし、せいろ蒸しといった多様なうなぎ料理を味わい尽くしてきました。今回は、食に精通したスタッフたちが「もう一度食べたい」と口を揃える、地元在住のライター陣も太鼓判を押す静岡のうなぎ店について語り合いました。この夏、静岡への食の旅を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
本誌スタッフ3名が特に高く評価したのは、静岡県浜松市に位置する『かねりん』でした。あるスタッフは、かつて「うなぎパイファクトリー」訪問時に従業員から推奨されたことがきっかけでこの店を知り、その味に深く感銘を受けたといいます。別のスタッフは、年末に選出する年間ベストテンにこの店を含めるほど。ふっくらと焼き上げられたうなぎは、香ばしさと甘辛いタレが絶妙に絡み合い、蒸し加減もちょうど良く、口にした瞬間に活力がみなぎるような美味しさだそうです。看板メニューの「うな重(上)」は、きも吸付きで5600円です。
浜松には他にも素晴らしい名店が数多く存在します。例えば、『うな正』では、静岡の特産品である「共水うなぎ」を堪能できます。このうなぎは身質がきめ細かく、上品な脂が特徴で、丁寧に焼き上げることでその旨みがじんわりと口の中に広がる深い味わいを生み出しています。また、同店ではゴボウを芯にしたヒレ巻きなど、日本酒との相性も抜群な逸品も楽しめます。「共水上うな重」は6000円。さらに、『鰻丸』も忘れられないお店の一つです。満席で待つ価値があると言われる地焼きの白焼きは、皮が驚くほどパリパリでありながら、皮と身の間のとろりとした食感も楽しめます。蒲焼きはカラメルのような甘みが特徴のタレと香ばしさが一体となり、至福の味わいです。「まむし膳(白焼き)」は5950円です。そして、明治40年創業の老舗『あつみ』も外せません。浜名湖産のうなぎを備長炭で香ばしく、ふっくらと焼き上げたうなぎは、そのバランスが絶妙です。お重の他に、岩塩とピンク&ブラックペッパーでうなぎの旨みを引き立てた「香味焼き」(3150円)は、多くの客を魅了する一皿です。
これらの名店を訪れることで、うなぎという食材が持つ奥深さと、職人たちの技術が織りなす極上のハーモニーを体験できるでしょう。各店舗が趣向を凝らしたうなぎ料理は、それぞれが個性豊かな魅力を放ち、訪れる人々に感動と満足を提供します。この夏、静岡でうなぎを巡る旅に出て、心ゆくまでその美味しさを堪能してみてはいかがでしょうか。