タリーズコーヒー、コスタリカ産「プライムレッド」コーヒー豆で新たな体験を提供

タリーズコーヒージャパンは、長年のパートナーシップを結ぶコスタリカのドータ農協との協働プロジェクト「マイクロロットプロジェクト」から生まれた、特別な季節限定コーヒー豆「コスタリカ マイクロロット プライムレッド」を市場に投入しました。この取り組みは、コーヒーチェリーの完熟度を極限まで追求し、最高品質の豆を提供することを目指しています。今回発表された「プライムレッド」は、その名の通り、コーヒーチェリーが最も熟した「理想の赤」を意味し、従来の基準を超える糖度と厳格なカッピング評価をクリアした豆だけが選ばれます。これにより、一般的なコーヒーとは一線を画す、豊かな香りと深みのある味わいが実現されています。消費者は、この特別な豆を通じて、コーヒーが単なる飲み物ではなく、手間ひまかけて育てられた「赤い果実の種」であるという新たな発見と、その背景にある生産者の情熱を感じることができるでしょう。
このプロジェクトは、単に高品質なコーヒー豆を供給するだけでなく、生産者との深い信頼関係と共通の目標に基づいています。ドータ農協の農家たちは、高地特有の寒暖差を利用してコーヒーチェリーをゆっくりと成熟させ、その甘みを最大限に引き出しています。タリーズの「プライムレッド」という概念は、生産者が収穫の際に目指すべき明確な目標となり、色、糖度、そして最終的な味わいの三位一体で品質を評価することで、一貫した高い基準を維持しています。完熟したチェリーの収穫はリスクを伴いますが、生産者たちはその困難を乗り越え、最高のコーヒーを届けるという情熱を共有しています。タリーズは、このような生産者の努力とコーヒーへの愛情を消費者に伝え、コーヒー文化のさらなる発展に貢献しています。
完熟度を追求した「プライムレッド」コーヒーの魅力
タリーズコーヒーがコスタリカのドータ農協と共同で開発した季節限定のコーヒー豆「コスタリカ マイクロロット プライムレッド」は、その名の通り、コーヒーチェリーが最も熟した「プライムレッド」の段階で収穫された豆を使用しています。この「プライムレッド」とは、単に赤くなった状態ではなく、タリーズが定める独自の厳格な基準、すなわち糖度18〜20%以上、そしてカッピングによる味わい評価をクリアした、まさに完熟のピークを迎えたチェリーを指します。この徹底した品質管理により、桃やプラム、アプリコットのようなストーンフルーツを思わせる、他に類を見ない甘くフルーティな香りが特徴です。香気成分の分析でも、一般的なコスタリカコーヒーと比較して、フルーティな印象を与える「アルコール類」が「ブライトルージュ」で2.8倍、「スイートルビー」で2.5倍と、その豊かな風味が科学的にも裏付けられています。
「プライムレッド」コレクションでは、精製方法の違いによって異なる二つの味わいを提供しています。「ブライトルージュ」は、水洗式(ウォッシュド)で精製されており、明るく爽やかな甘みと、果汁のようなジューシーな酸味が特徴です。一方、「スイートルビー」は、フルーティーウォッシュドという、発酵工程を経て水洗いする製法で、より濃厚でまろやかな甘みとコクが楽しめます。これらの違いは、消費者が気分やシーンに合わせてコーヒーを選べるよう、多様な選択肢を提供します。さらに、手軽に本格的な味わいを楽しめる「タリーズジップス シングルサーブ」も用意され、コーヒー器具を持たないライトユーザーにも「プライムレッド」の魅力を届けます。タリーズは、これらの取り組みを通じて、コーヒーの「苦味」ではなく「甘み」に焦点を当て、新たなコーヒー体験を創出しています。
生産者との協働が生み出す持続可能なコーヒー体験
タリーズコーヒーの「マイクロロットプロジェクト」は、コスタリカのドータ農協との19年にわたる長期的な協働の成果であり、生産者とタリーズ双方の「もっと美味しいコーヒーを届けたい」という強い思いから始まりました。標高1500mを超える高地で栽培されるコーヒーチェリーは、昼夜の寒暖差によりゆっくりと成熟し、その結果、甘みが凝縮された高品質な豆となります。このプロジェクトでは、ドータ農協に所属する1200軒以上の小規模農家の中から、約30軒の農家が「プライムレッド」の厳しい基準に挑戦しています。タリーズは、現地調査に基づき、目指すべきチェリーの「赤み」と糖度を具体的に生産者と共有し、一軒一軒を訪ねて最適な収穫時期を指導するなど、密接な連携体制を築いています。
完熟チェリーの収穫は、落下しやすさや雨による品質劣化のリスクを伴うため、生産者にとっては大きな挑戦です。しかし、プロジェクトに参加する農家は、自らのコーヒーへの誇りと、品質の高いコーヒーを提供することで得られる安定した収入への期待、そして何よりも「美味しいコーヒーを届けたい」という情熱を共有しています。タリーズもまた、消費者に最高のコーヒーを届けることに強い誇りを持っており、この相互の情熱がプロジェクトの原動力となっています。この持続的な関係性により、タリーズは2015年から販売戦略を転換し、特定の地域限定販売から、精製方法の違いで2種類の「プライムレッド」を全国展開することで、販売数量を約1.4倍に増加させました。タリーズは、消費者への啓発活動として、コーヒーチェリーの収穫体験イベントや、抽出方法のワークショップなどを開催し、コーヒーが「赤い果実」であるという認識を広め、新たなコーヒー愛好家を創出しています。