ボルボEX90:環境意識とラグジュアリーが融合したBEVフラッグシップSUV

ボルボが新たに発表したEX90は、洗練された都市生活から、自然を満喫する長距離旅行まで、あらゆる大人の休日を格上げする一台として注目されています。北欧デザインの美意識、先進的な電動パワートレイン、そしてボルボが誇る最高レベルの安全性能が一体となり、移動そのものを特別な体験へと変貌させます。
環境問題への意識が高いスウェーデンを拠点とするボルボは、その豊かな自然を守るため、早期からの炭素税導入や再生可能エネルギーの推進など、高い水準の環境対策を講じてきました。こうした背景から生まれたボルボの環境への取り組みは徹底しており、「2030年までに世界販売台数の90~100%をBEV(電気自動車)とプラグインハイブリッドにする」という目標や、「2040年までにゼロ温室効果ガス(GHG)排出企業になる」という野心的な目標を掲げ、これまでも困難な目標を達成してきました。EX90は、このようなボルボの企業哲学を象徴するモデルであり、BEVのフラッグシップSUVとして、本年7月に日本での販売が開始されました。
EX90の特筆すべき点は、その電動パワートレインだけでなく、3列シート7人乗りを可能にした広々としたキャビンスペースにもあります。家族での使用を想定し、ストックホルムの3世代家族が週末に郊外へ出かけるようなシーンをイメージして設計されました。このコンセプトは、東京やロサンゼルスといった大都市圏にも共通するニーズに応えるものです。
デザイン面では、内燃機関を持たないBEVの象徴とも言えるグリルレスのフロントマスクが特徴的です。これは現代のBEVデザインのアイデンティティとなりつつあります。それ以外の部分は、ボルボらしいシンプルかつエレガントなオーセンティックなスタイルでまとめられています。中でも個性を放つのは「トールハンマーヘッドライト」。遠くからでも一目でボルボとわかる、独特でオリジナリティ溢れるデザインが採用されています。このボルボ EX90は、プラスツインモーターを搭載し、全長5035mm、全幅1965mm、全高1745mm、ホイールベース2985mm。車両重量は2680kg。モーターは非同期電動機(前)と永久磁石同期電動機(後)で、一充電走行距離は650km(WLTCモード)。最高出力は前130kW(177PS)、後205kW(279PS)、最大トルクは前265Nm(27.0kg・m)、後405Nm(41.3kg・m)。駆動方式は電子制御AWDシステムで、トランスミッションは1速固定式。乗車定員は7名で、価格は1199万円からとなっています。
この新型EX90は、現代のライフスタイルに寄り添いながら、未来に向けた持続可能なモビリティの形を提案するボルボの最新の答えと言えるでしょう。環境性能と安全性を高次元で融合させ、ラグジュアリーな移動体験を提供する一台です。