モスバーガーが冷凍食品市場に参入、「MOS Deli」で新感覚の焼きおにぎりバーガーを発売

日常の食卓に、モスバーガーの特別な味わいを冷凍で。
モスバーガー、新たな挑戦:冷凍食品ブランド「MOS Deli」を始動
モスフードサービスは、冷凍食品市場への本格参入を発表し、新ブランド「MOS Deli(モスデリ)」を立ち上げました。第一弾商品として、「モスデリ 焼きおにバーガー 牛カルビ」と「モスデリ 焼きおにバーガー 鶏きんぴら」の2種類を2024年9月1日より順次発売します。これらの商品は、東北、関東、中部、近畿地方のスーパーマーケットやドラッグストアなどで、1個あたり約590円で提供されます。
革新的な商品コンセプト:「焼きおにバーガー」の誕生
「焼きおにバーガー」は、日本人に親しみ深い焼きおにぎりの手軽さと、モスライスバーガーの満足感を融合させた、これまでにないコンセプトの商品です。国産のうるち米、もち米、もち黒米をブレンドした玄米を使用し、香ばしい焼きおにぎりプレートに、厳選された和風の具材をサンドしています。「牛カルビ」味は旨みが凝縮された牛カルビを、「鶏きんぴら」味は鶏肉とシャキシャキのゴボウ、ニンジンを特製出汁で炒めたきんぴらを挟み込み、モスバーガーならではの“和”のこだわりを冷凍食品で実現しました。
市場拡大戦略とMD事業の展望
モスフードサービスは、従来のモスバーガー店舗販売に加え、多角的な販売チャネルの拡大に注力しています。2022年に開設されたECサイト「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」の成功に続き、家庭用冷凍食品市場への参入は、外部販売を行うMD(マーチャンダイジング)事業の新たな柱と位置付けられています。同社執行役員MD事業部長の中野秀紀氏は、この事業を「MOSの日常化」と捉え、2030年までにMD事業の売上を約36億円にまで成長させるという野心的な目標を掲げています。これは、国内冷凍食品市場の成長性、特に米飯類や冷凍ハンバーグといったモスバーガーと親和性の高い分野に着目した戦略的判断です。
こだわり抜かれた品質と開発秘話
「MOS Deli」は、「日本の食文化を活かしたおいしさ」を追求するモスバーガーの哲学を冷凍食品に込めたものです。「焼きおにバーガー」の最大の特徴である玄米ごはんプレートは、3種類の玄米の香り、風味、食感を最大限に引き出すため、商品開発部の寺本和男氏をはじめとする開発チームが、具材とのバランス調整に苦心した結果生まれたものです。プレートの厚み、醤油の風味、そして具材のボリューム感に至るまで、徹底したこだわりが詰まっています。
食感と風味の追求:具材へのこだわり
「モスデリ 焼きおにバーガー 牛カルビ」では、低温調理で柔らかく旨みを閉じ込めた牛カルビを使用し、牛脂とニンニクで香りを出し、リンゴを加えることで絶妙な甘さを表現した特製タレで仕上げています。「モスデリ 焼きおにバーガー 鶏きんぴら」は、昆布出汁でじっくりと煮込んだ鶏肉、ゴボウ、ニンジンを香ばしく炒め、優しい味わいの中に深い旨みを凝縮しました。
試食体験と今後の展開
発表会では、これらの新商品の試食も提供されました。試食参加者は、厚みのある玄米ごはんプレートとたっぷりの具材に高い満足感を示しました。「牛カルビ」は香ばしい玄米と甘辛いカルビの組み合わせが、「鶏きんぴら」は出汁の効いた優しい味わいが好評を博しました。中野氏は、初年度の売上目標を1億円に設定し、2027年2月までに「焼きおにバーガー」シリーズから1~2品の新商品を投入する計画を明らかにしました。
家庭に届く、モスバーガーの新たな魅力
「MOS Deli 焼きおにバーガー」は、ランチや夜食、お子様の軽食など、様々なシーンで活躍する一品として期待されています。モスバーガーが長年培ってきた「食」へのこだわりと、冷凍食品ならではの手軽さが融合したこの新商品は、消費者の食卓に新たな選択肢と喜びをもたらすことでしょう。